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青森山田、シーソーゲームを制し2年ぶり2度目の決勝進出

2019年01月12日 20時40分33秒 | 観戦記
第97回全国高等学校サッカー選手権大会 準決勝
尚志(福島) 3 - 3 青森山田(青森)
PK 2 - 4
26分 尚志 9 染野唯月
56分 青森山田 10 檀崎孔
63分 青森山田 5 三國ケネディエブス
68分 尚志 9 染野唯月
75分 尚志 9 染野唯月
87分 青森山田 13 小松慧

1月12日 12:05
埼玉スタジアム2002
18,924人 6.9℃

先制されれば追いつき、突き放し
また追いつかれたら、突き放し
そして引き分ける。
90分のランニングタイムはまさにシーソーゲームだった。
PK戦の末、青森山田が決勝へ駒を進めたが簡単に予想できない素晴らしい試合だった。

下馬評ではJ1札幌に内定しているMF檀崎とJ2福岡に内定しているDF三國を擁する青森が優位に決勝へ進むと考えられていた。ゴール裏に陣取るカメラマンの数も目視で確認できるほど尚志ゴール側に集まっていた。

試合は序盤から青森が積極的に尚志のゴールに向かった。しかし尚志は味方同士の距離をコンパクトに保ち青森の選手からボールを奪うと前線の染野にボールを集めて青森ゴールを脅かした。

試合が動いたのは前半26分、ペナルティエリアの右側で尚志のFKのチャンス。
味方からのボールをペナルティエリア内にいた染野が右足で合わせゴールに流し込んだ。
マークしていた三國も対応に遅れる1タッチのシュートだった。
尚志は前半に、11本の直接FKと4本の間接FKのチャンスを得たが追加点を奪えなかった。
前半は尚志のリードで1-0のまま終了。

1点ビハインドで前半を終えた青森だったが決して勢いがなかったわけではなかった。
後半も焦ることなく尚志ゴールに迫った青森は後半56分ペナルティエリアにドリブルで持ち込んだバスケス バイロンが倒されPKのチャンスを得る。これを檀崎が冷静に決め1-1とした。

この後、青森の三國がヘディングシュートを決め尚志を逆転すれば、尚志は染野の2ゴールで再度青森を突き放し観客を沸かせた。
このまま試合が終わるかと思われた後半87分、青森の佐々木に代わり投入された小松がピッチに立ってわずか1分で尚志からゴールを奪い同点とした。
アディショナルタイム4分も互いに追加点を奪えず、試合はPK戦に突入した。

これまでのランニングタイム同様、拮抗した展開が予想されたが青森の2人目、この試合でゴールを決めた三國が枠を外し失敗してしまう。
しかし優位に立ったはずの尚志は3人目の石川(枠外)、4人目のフォファナ マリック(左 キーパーがはじく)が続けて失敗してしまう。
PK戦は5人目に委ねられたが先行の青森が成功したため青森の勝利で終了となった。

東北勢対決を制した青森は決勝で昨年準優勝の流済大柏と優勝を争う。果たして2年ぶりの優勝となるか。
負けた尚志は7年ぶり2度目の3位で大会を終えたが大会を盛り上げる強さをみせつけた。来年度の活躍に期待したい。

・決勝
1/14(月・祝)
青森山田(青森)- 流済大柏(千葉)
埼玉スタジアム2002 14:05





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