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9戦目初完敗

2008年04月13日 21時24分00秒 | 観戦記
2008 J1 第6節
2008年4月13日(日)
浦和レッズ2 - 0鹿島アントラーズ
埼玉スタジアム2002 54,450人
16:04キックオフ 曇時々雨 8℃

得点
後半4分 永井 雄一郎
後半44分 永井 雄一郎

無敗で首位を走る鹿島と開幕2連敗から3連勝と順位を4位まで引き上げた浦和の一戦。
浦和はトップ下にポジショニングと跳躍力の優れたDFの闘莉王を配置し高原、エジミウソンとのコンビネーションから得点を狙う。しかし闘莉王、坪井の抜けたDFラインは消極的な動きをみせピンチを招き、中盤では鹿島のパス回しに翻弄され決定機を作れず。鹿島は新井場、新加入の伊野波を起点にサイドから攻撃を仕掛けるも浦和の守備を崩せずシュートを放つも得点は生まれず。互いにスコアレスで迎えた後半。浦和は未だに調子の出ない高原に代え永井を投入。後半4分にはペナルティエリアに仕掛けた闘莉王がつられた曽ヶ端を欺くような横パスを送ると駆け込んだ永井が冷静に押し込み先制。失点後鹿島はメンバーを入れ替えることなく小笠原のパスやFKを起点に浦和ゴールを狙うも得点できず。逆にロスタイム突入間際の44分梅崎、坪井らを投入し安定した展開を見せていた浦和が永井のドリブル突破から飛び出した曽ヶ端をかわしシュートを決め勝負を決める追加点を奪う。
この結果、鹿島はリーグ、ACL合わせ初の敗戦1を刻み首位転落。浦和は名古屋、鹿島に継ぎ横浜と並ぶ3位に順位を上げた。
ポンテを欠き不調な高原を抱える不安定な浦和にベストメンバーで臨み15対9と圧倒的なシュート数を見せた鹿島の完敗はリーグ、ACLの優勝を狙う上では安い授業料だと思うべきかもしれない。シーズン中盤には中田浩二の復帰も噂されているだけに、さらなるチーム力アップにも期待したい。

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