日本6ー0インド
2月22日(水) 19:20
会場:日産スタジアム
38,025人
11.8℃
結果的には得点量産無失点での勝利。2年前の同カードに並ぶ結果となった。
しかし前半は無用なゴール前のパス回し、不用意なパスミスが目立ち、32分にようやく小野がジーコジャパン100ゴールを叩き出すものの、相手のクリアミスによる結果に過ぎなかった。
相手GK1ナンディはキャッチミスが目立ちファンブルを起こし続けていたため、わざわざDFの多いペナルティエリアまでパスを繋ぐ必要はなく、小野、小笠原、サントスらのミドルシュートからチャンスを作り出せば良かった。前半12本のシュートから生まれた得点はわずか1点止まり。
後半14分、小野から右サイドの加地へ、そしてDF2人を抜いた加地から再び小野へパス、長谷部が小野からパスを受けダイレクトシュート、これが巻に当り追加点を奪う。24分サントスのCKに合わせた福西のヘディングゴール、その後33分DFの裏でパスを受けた久保が左足を振り抜きゴール、37分には30分に巻と交代で入った佐藤が加地から空いたスペースへのパスを受けドリブルシュート、代表初ゴールを決める。終了間際48分小笠原がペナルティエリア内に持ち込んだボールを福西へ送るが福西がスルー、これを受けた久保が左足で左サイドへシュート、久保がこの試合2点目を刻むなど日本代表は6点ものゴールを決め初戦を終えた。
6得点の勝利は簡単ではない、しかしこれは前後半トータル30本のシュートを(放つ事が難しくなかった相手に)放った結果である。しかも対したインドはシュート数3本、CKに至ってはたったの1本しか放つ事はできないほど日本に比べお粗末なものだった。守備に力をいれていたが、試合を通して巻、久保らFW陣の動きを封じきれすにいた。W杯出場国の中でこれだけ引いて守りなおかつ容易く点を奪えるチームは存在しない。W杯壮行という点では全くもって無意味な試合だった。さらにジーコ日本としては2年前の1次予選で守るチームを攻め落とす課題はすでにクリアしている難題でもあった。
たしかに2年前は小野を含め柳沢、中村ら当時の海外組を起用しての7点差での完勝であったが、現在日本イレブンが置かれている状況はさらなる成果をもとめれらる段階に達している。
結果論で言えばこの試合10点差で勝ってもおかしくはなかった。しかし、インド程度の相手にただ点を重ねて勝っても意味がない。バランスのよい試合展開でチャンスを逃さず得点を決めることにこそ意味が合った。
今日の試合で6点奪うなら前半で少なくとも3点、後半メンバーチェンジ、フォーメーションチェンジで3点奪えば良かった。
W杯前の唯一の公式戦、ジーコジャパン最後のアジア杯を無意味に終えた代償がドイツの地で思い知らされない事を祈る。
2月22日(水) 19:20
会場:日産スタジアム
38,025人
11.8℃
結果的には得点量産無失点での勝利。2年前の同カードに並ぶ結果となった。
しかし前半は無用なゴール前のパス回し、不用意なパスミスが目立ち、32分にようやく小野がジーコジャパン100ゴールを叩き出すものの、相手のクリアミスによる結果に過ぎなかった。
相手GK1ナンディはキャッチミスが目立ちファンブルを起こし続けていたため、わざわざDFの多いペナルティエリアまでパスを繋ぐ必要はなく、小野、小笠原、サントスらのミドルシュートからチャンスを作り出せば良かった。前半12本のシュートから生まれた得点はわずか1点止まり。
後半14分、小野から右サイドの加地へ、そしてDF2人を抜いた加地から再び小野へパス、長谷部が小野からパスを受けダイレクトシュート、これが巻に当り追加点を奪う。24分サントスのCKに合わせた福西のヘディングゴール、その後33分DFの裏でパスを受けた久保が左足を振り抜きゴール、37分には30分に巻と交代で入った佐藤が加地から空いたスペースへのパスを受けドリブルシュート、代表初ゴールを決める。終了間際48分小笠原がペナルティエリア内に持ち込んだボールを福西へ送るが福西がスルー、これを受けた久保が左足で左サイドへシュート、久保がこの試合2点目を刻むなど日本代表は6点ものゴールを決め初戦を終えた。
6得点の勝利は簡単ではない、しかしこれは前後半トータル30本のシュートを(放つ事が難しくなかった相手に)放った結果である。しかも対したインドはシュート数3本、CKに至ってはたったの1本しか放つ事はできないほど日本に比べお粗末なものだった。守備に力をいれていたが、試合を通して巻、久保らFW陣の動きを封じきれすにいた。W杯出場国の中でこれだけ引いて守りなおかつ容易く点を奪えるチームは存在しない。W杯壮行という点では全くもって無意味な試合だった。さらにジーコ日本としては2年前の1次予選で守るチームを攻め落とす課題はすでにクリアしている難題でもあった。
たしかに2年前は小野を含め柳沢、中村ら当時の海外組を起用しての7点差での完勝であったが、現在日本イレブンが置かれている状況はさらなる成果をもとめれらる段階に達している。
結果論で言えばこの試合10点差で勝ってもおかしくはなかった。しかし、インド程度の相手にただ点を重ねて勝っても意味がない。バランスのよい試合展開でチャンスを逃さず得点を決めることにこそ意味が合った。
今日の試合で6点奪うなら前半で少なくとも3点、後半メンバーチェンジ、フォーメーションチェンジで3点奪えば良かった。
W杯前の唯一の公式戦、ジーコジャパン最後のアジア杯を無意味に終えた代償がドイツの地で思い知らされない事を祈る。