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刻まれる11の星

2008年01月01日 23時38分33秒 | 観戦記
第87回 天皇杯全日本サッカー選手権大会
決勝
サンフレッチェ広島 0 - 2 鹿島アントラーズ
2008年1月1日(火)
14:02キックオフ
国立競技場 9.2℃
46,357人

得点
8' 内田篤人
89' ダニーロ


降格戦に敗れた後、ジュビロ、ガンバらJ1屈指のチームをやぶり上り詰めた広島と、7年ぶり3度目の優勝と、10年ぶりの2冠達成に挑む鹿島との一戦。キックオフ30分前に所定の席についた岡田代表監督が見つめた今年初めの大舞台は、下馬評通り鹿島が潜在能力を見せつけた試合となった。

前半8分内田が得意のドリブル突破から右サイドをえぐりDFと競り合いながら放ったシュートがキーパーの逆をつき先制。その後もサイドからマルキーニョス、田代に合わせたボールで広島ゴールを狙う鹿島。広島は盛田、ストヤノフら自慢の守備ラインから細かいパスを繋ぎ前線へボールを繋ぐ。
前半23分ストヤノフが小笠原へのバックチャージからイエローカードを受けるプレーで一時騒然としたものの、全体で5枚のイエローカードが出されたわりには落ち着いた試合が続いた。
広島は77分に平繁に代え中盤のポジションを自在にこなす李 漢宰、83分には柏木に代え起用した高萩に代えともに03年ユースを制した高柳を投入し1点を奪いにかかる。しかし岩政、大岩に加えDFにさがたった小笠原、マルキーニョスらにボールを奪われ決定機を作れず。逆にロスタイム直前に投入された柳沢に右サイドから持ち込まれ10分前に投入されたダニーロへのアシストを許し追加点を献上。
ここにきて天に昇るチームと地に落ちるチームの現実を知らされた広島は決勝のちで崩れ去った。

これまでの4シーズンタイトルから遠ざかっていた鹿島が柳沢、小笠原ら海外移籍組が戻った事により息を吹き返しタイトルを11に引き上げた。しかし結果が物語るように小笠原不在時のチームの低迷も顕著に表れる等、新たに柱となる選手の不在が垣間見れる。
来季挑むACLではこれまで以上に苦しい連戦となるだけに無駄な放出をさけ、有能な選手の獲得が望まれる。

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