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2010年01月11日 21時57分29秒 | 観戦記
第88回全国高校サッカー選手権
決勝
山梨学院大附(山梨)1-0青森山田(青森)
1月11日 14:05
国立競技場
曇り 5℃

山梨が1点を守って逃げきった。そういえば簡単な結果ではある。しかし、内容はほぼ互角のすばらしい試合展開となった。

下馬評では13年連続15度目の出場を果たした青森が優勢だった。しかし、蓋を開けてみると序盤から積極的に仕掛け相手を圧倒したのは山梨の方だった。

素早く正確なパスワークで青森を翻弄。前半11分にキャプテン碓井のシュートで先制する。だが、前半27分山梨は右サイドバックの井上が負傷により交代を余儀なくされる。ここで逆風が吹くかに思われたが、全く影響はなく山梨の攻勢は続いた。青森は起点となるボランチ椎名が完全に封じられ攻撃を組み立てられないまま後半を迎える。

後半は積極性を取り戻した青山が椎名、柴崎を起点に果敢に山梨ゴールを襲ったがフィニッシュの精度を欠き決定機を逃し続ける。

後半ロスタイム4分も互いにゴールを奪えず。主審の拭いた終了のホイッスルと共に前半先制点を奪った山梨が選手権初出場初優勝(第65回大会 東海大一[現東海大翔洋:静岡]以来)を決めた。

ベスト4になった時点で名門が消えたといわれていた今大会。
しかし、どのチームも完成度は決して低くはなかった。
指導者の移動、進学希望の変化から、むしろ名門校と山梨のような“無名校”の差がなくなってきたと言える。もちろん昔ながらの名門校やインターハイ優勝校が4強にも残れないことは寂しいことだが、むしろそれらを倒して進出してきた無名校の方が注目に値するのかもしれない。

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