明治安田生命J1リーグ 第14節
2023年5月20日(土)16:03KO
横浜FC 2 - 1 川崎フロンターレ
44'井上 潮音(横浜)
48'山下 諒也(横浜)
68'瀬古 樹(川崎)
ニッパツ三ツ沢球技場 10,276人 晴 / 22.6℃
前節小川のPK弾で勝利し今季2勝目を挙げた横浜FC。
今節は1トップの小川、ボランチユーリ・ララが累積による出場停止、ホームに迎えた川崎は日本代表、代表経験者を擁し優勝経験も豊富だけに苦戦が予想された。
しかし試合は前半終了間際、横浜FCの井上がヘディングからのボレーシュートで先制点を決めると前半はそのまま1-0で終了。
横浜FCの1点リードで迎えた後半開始わずか3分、2列目の山下が右サイドを得意のドリブルで川崎守備陣を置き去りペナルティエリアに侵入しシュート。これが見事に決まり2点リードとした。
しかし68分に川崎に与えたFKの場面、元横浜FCの瀬古にフリーキックを決められ失点してしまう。
その後はアディショナルタイム6分も川崎の猛攻を耐える展開とったが、横浜FCは堅い守備で失点を防ぎ川崎から21年ぶりJ1では初となる勝利を掴んだ。
今日の試合はこれまで目立ったプレーがみられなかった井上、山根、マテウスのプレーが特に良かった。不調に陥ることなく良いプレーを見せ続けてほしい。
この勝利により今季初連勝で3勝目とした横浜FCは暫定(17位湘南が1試合未消化)ではあるが16位に浮上した。18位のガンバ大阪とは勝点差が5に開いたがまだまだ予断を許さない。勝点を積み重ねて残留を決めてほしい。
また敗れた川崎にはプレースピード、パススピードの遅さを感じた。さらに足元の技術が高い選手が多いため、体を使ったプレーも少なくスペースがたくさんあったことも横浜FCには戦いやすかったと考えられる。そしてフェアプレー精神の低さからも不調なチームに蔓延する「勝利への焦り」が垣間見れた。高精度なチームに戻るには時間がかかりそうだ。
【DAZNハイライト】2023明治安田生命J1リーグ第14節 横浜FCvs川崎フロンターレ(H)
【INSIDE STORY Vol.14】2023/5/20 vs.川崎フロンターレ