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明らかな完敗

2008年06月29日 00時01分01秒 | 観戦記
2008 J1 第14節 結果
柏レイソル 2 - 1 浦和レッズ
2008年6月28日(土)
19:03キックオフ
23℃
国立競技場
36,785人

得点
前半29分 李 忠成
後半18分 阿部 勇樹
後半39分 太田 圭輔

全くの完敗劇だった。多くのサポーターが声援から落胆、そしてブーインへと浴びせる言葉を代えていった。

サイドの攻撃を中心とした柏の攻撃は浦和の布陣にスペースを生み出しポポ、李ら素早い高激陣が飛出しシュートを放ちゴールを狙った。前半29分に、左サイドを飛出した李がアレックスのスルーパスを受け前に出た都筑を交わし冷静にシュートを決め先制。華麗な李ダンスを拾うしスタジアムを湧かした。その後浦和は31分にポンテのコーナーキックに合わせた阿部がボレーシュートを放つもボールは枠を超える。柏は昨年のJリーグ新人王菅野を中心に全員が走るプレーで攻守に渡り浦和を翻弄した。浦和は後半18分ポンテの左コーナーキックに阿部がゴール右端からのヘディングで合わせ同点に追いつくも、後半39分、フランサのパスを受けた太田がゴールを決め柏に勝越しを許す。ロスタイム3分も柏の攻勢は衰えず浦和ゴールを狙い続けた。

ポンテ、三都主、坪井らほぼ2年前のレギュラーで固められたチームで中断後の独走最下位を目論んだ浦和だったが三都主が復帰早々15分でピッチを降りれば、帰国後のポンテは未だに全盛期の調子を見せず、今年新加入の高原と共にプレーに精彩を見せきれないでいた。バーに当るシュートやペナルティエリアまで持ち込んだプレー等柏の精度に3点は救われた試合だったにもかかわらずの敗戦は、有能である選手達のコンディション不足が明確だった。
中断前に敗戦理由を主審の責任にしていたプロ意識の薄いメンバーにもそろそろ現実が見えて来た頃かもしれない。

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