フットサル日本代表壮行試合
日本3-1アルゼンチン
11月14日(日)19時キックオフ
駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
初の国内での壮行試合として行われた今回の試合。1998年、そして2002年の日韓ワールドカップのころから飛躍的に競技者が増えた。僕もその1人だ。すでに2年半以上もボールを蹴っているがまだまだピッチに足を付いたプレーが出来ないでいる。詳細を知った時、まず驚いたのはこんな小さな(収容3000人程度)の場所でしかも土日の夕方から行うの?ということだった。寒い時期とあっても室内のスポーツ、全天候日夜問わずできるスポーツなのになぜもっとたくさんの観客にプレーを見てもらいさらに、フットサルの普及へ力を注がないないのかと。
開始1時間前(18時)に暗い駒沢公園を通り過ぎ体育館へと向かうと、予想を反しすでにアリーナは満席。ほとんどの席が埋まっていた。メインステージ?側はたくさんあいている。しかしこちらは招待席、記者席なのであった。運良く招待席に座る事が出来た僕はまず招待席側への通路下のウォームアップ所?で代表選手がアップをしていた。生でこんなところまで観れるなんてと目を疑ってしまった。
前日(13日)は2-1の1点差で日本が敗れている。個人的に雑誌でしかレベル差を知らないほどの無知なので、1点差?すごいじゃん。と思っていた。だから今日はアルゼンチンが実力を発揮して3-0くらいで負けてしまうんじゃ?と思っていたくらいだった。
30分前いよいよピッチでのウォームアップとなる。アルゼンチンは全員で取り組むものが多かった。日本は逆に、個人技を重視したアップが多いい感じがした。
サポーターはサッカー同様、ウルトラスの方々を中心に蒼いユニフォームを着たサポーターが蒼い風船や旗を振って応援を始めた。
「ニッポン!ニッポン!」日本コールが館内中を揺らす。
前日の試合後「5-0以内ならいいと思っていたから大満足。明日も楽しみだね」と語っていた川淵チェアマン、ジーコ、福田正博など日本サッカーを代表する方々も観戦に来ていた。試合前にはジーコの言葉よって日本へ足を向けたセルジオ・サッポ代表監督がジーコの元へ挨拶に来ていた。他にも、某局サッカー番組担当の西山アナ、青島アナ、われらが兄貴川平ジェイさんも観戦に訪れていた。兄貴は群がる子供ファン全員にサインをあげていた。
選手発表もサッカーと違い掲示板に表示される
サッカー同様両国歌が流れる。
さまざまなメディア、著名人の見守る中試合開始のホイッスルが響く。
4分[アルゼンチン]選手キーパーと1対1になるもシュートをはずす。
7分[日本]中央から出されたロングパスが前線にいた選手が胸でトラップ、足下に落としパスを交換。最後は強烈なミドルを得意とする【2】鈴木がシュート。ゴールを超える。
11分[日本]はメンバーを交代。攻守どちらの水準も高いプレーをする【3】前田に変え万能型のピヴォ【9】小野を投入。
12分[アルゼンチン]キーパーを残した4人全員が交代。【2】プラナス(南米選手権優勝メンバー)【4】ジュストッツィ【8】ガルシアス【11】ゴンサレスに変え【5】サンチェス(南米選手権優勝メンバー)【9】ペティージョ【7】ウィルヘルム【10】ヒメネス
13分[日本]全てが高水準の【5】比嘉リカルド、市原の故障で急遽召集された【4】小宮山に変え、攻守バランスのとれたアラ【8】藤井、冷静さを失わない日本の要【6】難波田を投入
13分[アルゼンチン]【7】ウィルヘルムに変えスペインで活躍する【4】ジュストッツイ
15分アルゼンチンゴール前でこぼれ玉を【13】高橋がからだごとゴールの中へ滑り込み先制。
17分【5】比嘉リカルドがフリーキックをうつもキーパーが弾く。
18分[アルゼンチン]にDFラインを掻き乱されるも身体を入れて賢明の守備、シュートまで持ち込ませず。
アルゼンチン1点のビハインドで前半終了。この時点ではまだ誰もがアルゼンチンの逆転勝利をうたがっていなかったのではないだろうか。
両代表チームはこの数分で何を考え、どんなプレーを心に刻んだのであろうか。
後半開始
21分[アルゼンチン]するどいパス回しからも日本DFは陣型をくずさず、放たれたシュートも守護神【1】川原がアジアカップの川口を彷佛とする素早く正確な反射神経でボールをゴールに触れさせない。
試合中、係員の休憩の部屋がピッチに面していた為、窓から試合も見ず、笑いあって話していたり、食事をしていたのが見えてしまい、少し興醒めした。
21分[アルゼンチン]に身体ごとゴールへ押し込まれそうになるが【1】川原がゴールを死守。
26分[日本]後方からふわっとあがったゆるやかなロングパスに【8】藤井がキーパーが少し前へ出た所を見図らない、落ち着いてゴールにシュートを突き刺した。日本2点目。
28分【10】ヒメネス、ファウルでイエローカードをとられる。少しアルゼンチンのプレーに荒さが出始める。すでにカードは2枚だされていた。
30分【10】ヒメネスが左サイドからドリブルで切り込み、シュートを放つもキーパーが正面でキャッチ。
アルゼンチンは前半戦から、早いパス回し、ゴールへマシンガンのようなシュートを放つがネットに届く事はなかった。
31分【4】ジュストッツイがレフリーが試合を止めたにも関わらずボールを蹴り日本選手に当てイエローカードを出される。アルゼンチン代表の焦り、怒りがプレーに漏れ始めているのだろうか。
31分【5】比嘉リカルドのパスミスから[アルゼンチン]に攻め上げれ、【1】川原も慌てて右に出てしまい、シュートを打たれるも【2】鈴木がヘディングで弾く。
リカルドは期待からのプレッシャーからかこの試合2度目のパスミスだった。
33分【5】比嘉リカルドに変え【3】前田を投入。
35分【10】ヒメネスボールを前線でキープし、シュートを放つも枠をそれる。
36分【6】難波田のパスミスから、ボールを奪われゆるいループシュートを打たれるも枠に入らず。
37分【5】比嘉リカルド中央でアルゼンチン選手3人と3対1になるもパスをカットし大きくクリア。
37分【5】サンチェス、日本選手の後ろから足をかけてしまいイエローカード。
37分ファウルによって得た第2ぺナルティーマークからのPKを【3】前田がキーパーが少し前に出た瞬間、落ち着いてシュート。ゴールに吸い込まれる。[3-0]
38分3点ビハインドのアルゼンチン、キーパーもゴールエリアから出てパワープレイにでるも【10】ヒメネスが日本選手に足をかけてしまい2枚目のイエローカードでレッドカードをだされ退場。
39分[アルゼンチン]日本のファウルから得た第2ぺナルティーマークからのPKをGK【1】ギサンデが執念のゴール。プライドの1点をもぎ取る。
けして日本の時間帯と呼べる程、試合を支配していたとは思えない。しかし、それでも守り、攻め、得点して5度目の対戦で南米の強豪アルゼンチンに初勝利を挙げた。
世界選手権1次リーグ初戦の相手パラグアイを想定した試合だったが理想以上の結果ではなかったのではないだろうか。試合後、6日の全日本選手権で左足アキレスけん断裂(全治6ヶ月)で代表をはずれた市原に代わって主将を務めている藤井は「一緒に戦ってきた仲間の分まで勝ち上がりたい」と語った。今後もっと国内で代表戦を増やし、そしてフットサルをもっともっと国民的スポーツに引き上げてほしい。JFAの掲げるキャプテンズミッション。その7番目にはフットサルの普及推進が掲げられている・・・
日本3-1アルゼンチン
11月14日(日)19時キックオフ
駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
初の国内での壮行試合として行われた今回の試合。1998年、そして2002年の日韓ワールドカップのころから飛躍的に競技者が増えた。僕もその1人だ。すでに2年半以上もボールを蹴っているがまだまだピッチに足を付いたプレーが出来ないでいる。詳細を知った時、まず驚いたのはこんな小さな(収容3000人程度)の場所でしかも土日の夕方から行うの?ということだった。寒い時期とあっても室内のスポーツ、全天候日夜問わずできるスポーツなのになぜもっとたくさんの観客にプレーを見てもらいさらに、フットサルの普及へ力を注がないないのかと。
開始1時間前(18時)に暗い駒沢公園を通り過ぎ体育館へと向かうと、予想を反しすでにアリーナは満席。ほとんどの席が埋まっていた。メインステージ?側はたくさんあいている。しかしこちらは招待席、記者席なのであった。運良く招待席に座る事が出来た僕はまず招待席側への通路下のウォームアップ所?で代表選手がアップをしていた。生でこんなところまで観れるなんてと目を疑ってしまった。
前日(13日)は2-1の1点差で日本が敗れている。個人的に雑誌でしかレベル差を知らないほどの無知なので、1点差?すごいじゃん。と思っていた。だから今日はアルゼンチンが実力を発揮して3-0くらいで負けてしまうんじゃ?と思っていたくらいだった。
30分前いよいよピッチでのウォームアップとなる。アルゼンチンは全員で取り組むものが多かった。日本は逆に、個人技を重視したアップが多いい感じがした。
サポーターはサッカー同様、ウルトラスの方々を中心に蒼いユニフォームを着たサポーターが蒼い風船や旗を振って応援を始めた。
「ニッポン!ニッポン!」日本コールが館内中を揺らす。
前日の試合後「5-0以内ならいいと思っていたから大満足。明日も楽しみだね」と語っていた川淵チェアマン、ジーコ、福田正博など日本サッカーを代表する方々も観戦に来ていた。試合前にはジーコの言葉よって日本へ足を向けたセルジオ・サッポ代表監督がジーコの元へ挨拶に来ていた。他にも、某局サッカー番組担当の西山アナ、青島アナ、われらが兄貴川平ジェイさんも観戦に訪れていた。兄貴は群がる子供ファン全員にサインをあげていた。
選手発表もサッカーと違い掲示板に表示される
サッカー同様両国歌が流れる。
さまざまなメディア、著名人の見守る中試合開始のホイッスルが響く。
4分[アルゼンチン]選手キーパーと1対1になるもシュートをはずす。
7分[日本]中央から出されたロングパスが前線にいた選手が胸でトラップ、足下に落としパスを交換。最後は強烈なミドルを得意とする【2】鈴木がシュート。ゴールを超える。
11分[日本]はメンバーを交代。攻守どちらの水準も高いプレーをする【3】前田に変え万能型のピヴォ【9】小野を投入。
12分[アルゼンチン]キーパーを残した4人全員が交代。【2】プラナス(南米選手権優勝メンバー)【4】ジュストッツィ【8】ガルシアス【11】ゴンサレスに変え【5】サンチェス(南米選手権優勝メンバー)【9】ペティージョ【7】ウィルヘルム【10】ヒメネス
13分[日本]全てが高水準の【5】比嘉リカルド、市原の故障で急遽召集された【4】小宮山に変え、攻守バランスのとれたアラ【8】藤井、冷静さを失わない日本の要【6】難波田を投入
13分[アルゼンチン]【7】ウィルヘルムに変えスペインで活躍する【4】ジュストッツイ
15分アルゼンチンゴール前でこぼれ玉を【13】高橋がからだごとゴールの中へ滑り込み先制。
17分【5】比嘉リカルドがフリーキックをうつもキーパーが弾く。
18分[アルゼンチン]にDFラインを掻き乱されるも身体を入れて賢明の守備、シュートまで持ち込ませず。
アルゼンチン1点のビハインドで前半終了。この時点ではまだ誰もがアルゼンチンの逆転勝利をうたがっていなかったのではないだろうか。
両代表チームはこの数分で何を考え、どんなプレーを心に刻んだのであろうか。
後半開始
21分[アルゼンチン]するどいパス回しからも日本DFは陣型をくずさず、放たれたシュートも守護神【1】川原がアジアカップの川口を彷佛とする素早く正確な反射神経でボールをゴールに触れさせない。
試合中、係員の休憩の部屋がピッチに面していた為、窓から試合も見ず、笑いあって話していたり、食事をしていたのが見えてしまい、少し興醒めした。
21分[アルゼンチン]に身体ごとゴールへ押し込まれそうになるが【1】川原がゴールを死守。
26分[日本]後方からふわっとあがったゆるやかなロングパスに【8】藤井がキーパーが少し前へ出た所を見図らない、落ち着いてゴールにシュートを突き刺した。日本2点目。
28分【10】ヒメネス、ファウルでイエローカードをとられる。少しアルゼンチンのプレーに荒さが出始める。すでにカードは2枚だされていた。
30分【10】ヒメネスが左サイドからドリブルで切り込み、シュートを放つもキーパーが正面でキャッチ。
アルゼンチンは前半戦から、早いパス回し、ゴールへマシンガンのようなシュートを放つがネットに届く事はなかった。
31分【4】ジュストッツイがレフリーが試合を止めたにも関わらずボールを蹴り日本選手に当てイエローカードを出される。アルゼンチン代表の焦り、怒りがプレーに漏れ始めているのだろうか。
31分【5】比嘉リカルドのパスミスから[アルゼンチン]に攻め上げれ、【1】川原も慌てて右に出てしまい、シュートを打たれるも【2】鈴木がヘディングで弾く。
リカルドは期待からのプレッシャーからかこの試合2度目のパスミスだった。
33分【5】比嘉リカルドに変え【3】前田を投入。
35分【10】ヒメネスボールを前線でキープし、シュートを放つも枠をそれる。
36分【6】難波田のパスミスから、ボールを奪われゆるいループシュートを打たれるも枠に入らず。
37分【5】比嘉リカルド中央でアルゼンチン選手3人と3対1になるもパスをカットし大きくクリア。
37分【5】サンチェス、日本選手の後ろから足をかけてしまいイエローカード。
37分ファウルによって得た第2ぺナルティーマークからのPKを【3】前田がキーパーが少し前に出た瞬間、落ち着いてシュート。ゴールに吸い込まれる。[3-0]
38分3点ビハインドのアルゼンチン、キーパーもゴールエリアから出てパワープレイにでるも【10】ヒメネスが日本選手に足をかけてしまい2枚目のイエローカードでレッドカードをだされ退場。
39分[アルゼンチン]日本のファウルから得た第2ぺナルティーマークからのPKをGK【1】ギサンデが執念のゴール。プライドの1点をもぎ取る。
けして日本の時間帯と呼べる程、試合を支配していたとは思えない。しかし、それでも守り、攻め、得点して5度目の対戦で南米の強豪アルゼンチンに初勝利を挙げた。
世界選手権1次リーグ初戦の相手パラグアイを想定した試合だったが理想以上の結果ではなかったのではないだろうか。試合後、6日の全日本選手権で左足アキレスけん断裂(全治6ヶ月)で代表をはずれた市原に代わって主将を務めている藤井は「一緒に戦ってきた仲間の分まで勝ち上がりたい」と語った。今後もっと国内で代表戦を増やし、そしてフットサルをもっともっと国民的スポーツに引き上げてほしい。JFAの掲げるキャプテンズミッション。その7番目にはフットサルの普及推進が掲げられている・・・