読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

五十嵐貴久著「鬼面鬼」

2022-08-28 | あ行
私立の名門四つ葉大学のサークル「ヒートウェーブ」の新歓コンパで悲劇が起きる。無理矢理飲まされ続けていた新入生の諸井保が、急性アルコール中毒で死亡してしまった。これからのキャリアを考え居合せたメンバー8人は、保身のために死因を事故に偽装する。事件の記憶が薄れかけた一年後、案内状が届く。保の実家である都睦寺で、一周忌法要を行うというのだ。罪悪感に苛まれていたメンバーは、けじめをつけるため出席することにした。そこにある計画と地獄が待っているとは知らずに・・・。登場人物が多すぎ。人物一覧表と相関図が必要だ。何度も元に戻り読み返しながら読み進めるのはストレスだった。まるでB級ホラー映画を見た気分で読書のススメは出来ません。最後の双子の子供の出自と将来がもっとも怖かった。
2021年12月実業之日本社刊


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