読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

大倉崇裕著「一日署長」

2024-03-18 | あ行
タイムスリップのミステリー連作短編集。元看護士で警察学校を首席卒業の五十嵐いずみに課せられた仕事は、なぜか警視庁の一室での資料整理。地味な作業に彼女はふて腐れてばかり。しかしある日、旧式パソコンの画面が発する光に包まれたいずみは、自分が1985年の署長室にいて、署長の身体に憑依していることに気づく。折しも署では、資料で目にしたばかりの未解決事件捜査の真っ最中。狼狽している間もなく、いずみは思いがけず、“一日署長”として、現場の最前線に赴くことに!若い女性がタイムスリップでおっさんの身体に憑依ってショックだね。署長という権限はあるが過去に戻って未解決事件を一日以内に解決する設定は面白いしコミカルな設定でサクサク読めるのだが何も残らないのは残念。
2023年6月光文社刊

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