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映画『アンストッパブル』

2011-01-11 | 映画
2010年アメリカ映画  原題「Unstoppable」(停められない)トニー・スコット監督作品
2001年5月にオハイオ州で発生した貨物列車暴走事故の実話をもとにしたサスペンス・アクション映画。
ペンシルベニア州にある操車場で、最新鋭のディーゼル機関車の牽引による39両編成の貨物列車777号が
ブレーキ操作の不備と人為的ミスが重なり無人のまま暴走を始めた。
この列車には19万リットルものの発火燃料が積載されており、このまま暴走を続ければ1時間40分後には
人口密集地帯に入りカーブポイントで脱線転覆し大惨事になることは避けられないことに。
様々な手段を講じて777号を停止させようとする鉄道会社だったが、その作戦がいずれもがことごとく失敗してしまう。
そのころ同じ線路を機関車1206号で通行中にこの事態を無線で聞いた二人。
「巨大ミサイル」と化した貨物列車を止めるべく、この鉄道会社から強制解雇を通告された旧式機関車の
ベテラン機関士フランク( デンゼル・ワシントン)と、その列車で勤務していた新米車掌ウィル(クリス・パイン) が
立ち上がった。
実話なので結末は解っているにスピードが出た全長800m暴走機関車の圧倒的な重量感と迫力ある破壊ぶり
に圧倒され最後まで緊張のコースターに乗っているような高揚感で見終わった。
それはCGの使用を抑えたリアルなアクションの連続で、二人の抱えている家族問題や仲間との絆も描かれており
しっかり感動の人間ドラマとしても楽しめたからだろう。

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