読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
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大沢在昌著「鮫島の貌 新宿鮫短編集」

2012-09-16 | 大沢在昌
新宿鮫シリーズの新宿署刑事鮫島のエピソードを綴った10本の短編集。
新宿署異動直後の鮫島を襲う危機を描いた「区立花園公園」や、腐った刑事や暗殺者との対決「人気コミック「こちら葛飾区亀有公園前派出所」両津勘吉とのエピソード・・・「幼な馴染み」、異色「エンジェル・ハート」冴羽獠が登場する「似たものどうし」、『狼花 新宿鮫9』のサスペンスフルな後日談「霊園の男」など鮫島と関わった10人が語る鮫島のその時々の一面が食いついたら離れない単独捜査で犯罪者には「新宿鮫」と恐れられる男を一編一編に凝縮「鮫」にしかない魅力が一杯の10編。
1篇読んだら次が早く読みたくなり10編があっという間に読めてしまった。
2012年1月 光文社 刊

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