メランコリア

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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第45回 「火の鳥」

2019-12-17 13:02:48 | ドラマ
大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第45回 「火の鳥」

脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)


手塚治虫氏の壮大な名作のタイトル

観終わりたくないなあ
またクドカンで大河か朝ドラをやって欲しい


【内容抜粋メモ】

タバタ:
もうオリンピックには関わらん
こんなに敵がいるとは思わなかった あとは頼んだよ

岩田:私も辞めるつもりです

タバタ:オレが敷いたレールを岩ちんに走って欲しいんだよ と頭を下げる

ストップウォッチを預かる岩田

次女と菊枝:
あの日からすっかりふさぎこんで見ていられない
時々遊びに来てください

岩田は次女をコンパニオン(ホステス)に誘う
世界各国のお客の世話をしながら、日本の素晴らしさを伝えるオリンピックの華




タバタが組織委員会を身を引く日、黒澤明も情熱を失い記録映画を辞退
事務総長の後任に就任したのは、与謝野晶子の次男で外交官の与謝野秀(これでシゲル?
また会見で絶妙に割り込むタバタw




そこにも川島が来る オリンピックを足がかりに政界に戻る
(何がしたかったのか? 注目を集めたい? 権力欲は分からん


昭和37年 オリンピックまであと2年
日紡貝塚はソビエトに勝ち世界一となる
この頃から世界中が彼女たちを「東洋の魔女」と書いた








一躍注目され、オリンピックでの金メダルを期待した矢先
大松監督が辞意表明


このOPを観るのもあと数回
今回は聖火リレーが各国を巡り
東京オリンピックを観る皇族が映った




五りんが行方不明になり、またオリンピック噺を再開する志ん生






早速、大阪に来るタバタ(行動力が早い!
女子バレーボールメンバはミニスカートを履いて大松とランチしている

大松:
ソ連を倒す夢が叶ってしまって燃え尽きたちゅうか
あの子らが不憫に思えた
青春を犠牲にして、婚期を遅らせる権利が私にあるのか


あの子らがこの2年で何勝したか 70勝ですよ!
どれほどの偉業が分かるはずや

タバタさんにとってオリンピックって何です?

タバタ:人生 生きる目的 すべてだよ!


昭和38年 丹下健三の国立競技場着工




また出たハマケン!(三波春夫)♪五輪音頭






五りん:満州にいらっしゃいましたよね?
三波:いました 二十歳の時に召集されて

五りん:死んだオヤジがその浪曲を聴いたそうなんです


【田畑家 裏組織委員会】
タバタ:聖火リレーのコースは最短では何か物足りない




亀倉:第三弾のポスターの色校が出来た
水泳選手が泳ぐ姿に喜ぶタバタ
タバタ:テレビもラジオもオリンピック一色じゃんねえ!




東は視察
マリーの店に来ていると、首都高速の悪口を言われて顔をメットで隠すw




東:
私は東大ボート部出身なんです
あの頃は水が澄んでて気持ちよかった
来年は外国からお客さんが大勢来る
せめて水だけはなんとかしないと

(うん、底から毒のような水が溢れる築地や
 トイレ臭の湾で水泳競技なんてゾッとするもんね

4月 首都高環状線が日本橋を隠した
東京の川はふさがれていき、批判は東に集中
(来年、また元に戻すって話がなかったっけ?






コンパニオンの面接で♪恋のバカンス を歌い上げる大河原やす子
審査員の岩田は身長170cmにこだわる




そこに四三まで来たと話してタバタらと爆笑
岩田は知らなかった

四三はタバタに渡してくれと地図を託す
赤い印をすべて走った
大塚の下宿に貼ってあった日本地図




1918年 九州一周
1919年 日光⇔東京間走破
1930年 四国走破
北海道の樺太まで

四三:もう日本に走る道はなか

「テレビのない時代は行って、走って見せるしかなかったんだ」

タバタ:
聖火もこれでいこう!
全国46都道府県を聖火をくまなく走らせる
ずっと引っかかってた
東京オリンピックって言って、東北ほかを無視できる? できないよ!
最短ではなく、最長をなるべく大勢で走る

次女:火を分けたら?

岩田がプレゼン
沖縄で火を4つに分ける 鹿児島、宮崎、青森、千歳の4コース
すべてが東京を目指し点火 大会当日、皇居→競技場までリレーする




6755km 総勢10万人
熊本国体の聖火ランナーも務めた金栗さんの偉業を参考にしました




タバタは未来ある若者に託すべきと言って
19歳以下の陸上選手のリストを集めさせる

各国に送られるオリンピックの招待状が届いてまた盛り上がる




カク:「あれ」とか「なに」で通じるなんて、やっぱり奥さんはすごい

キクエ:
自分でも分かってないの なんでも持っていけばいいの
「違う!」「そう!」とか言って(そうだったのかww

盛り上がる仲間たちを外の暗闇から見ている東
次女が声をかけると逃げてしまう

タバタ:
肩書きなんぞなくてもオリンピックに関わることが出来る
ローマの参加国83はなにがなんでも超えなきゃならん
どんな国でも1人でもスポーツマンがいれば参加資格はある


岩田:日本も最初は2人だけだったですものね

岩田は世界105ヶ国に招待状を送った
1960年 次々と独立を果たしたアフリカ諸国にとっては
東京オリンピックが初のオリンピック

岩田はアフリカに飛び、オリンピックの主旨を説明するところから始める
コンゴの少年にクツを履かせてサッカーを教える
写真を見せ、「平和の祭典」だと説明すると感動する要人たち






タバタは大松を説得するため、鬼のボールを受ける
心配なキクエと次女が付き添うww




大松:
引退を発表したら5000通の手紙が届いた
そのうちの5割は「辞めるべきだ」
残り続けるなら「人でなしや」と
声の4割は「オリンピックに行け」と言う
「国民の期待を裏切る非国民や」と
(なんでも批判するヒマ人がいるのね

やるのはオレじゃなく選手や
6人揃わないと魔力を発揮できない
「魔女」言うなマスコミ!

オレがやる言うたらあいつらはやる言うよんねん
あと2年 大事な青春のすべてを犠牲にして
人間の生活をさせていない! 家庭は崩壊や




キクエ:
そんなことありませんよ
やるべきことを途中で投げ出した男が家に帰ってきても
家族は嬉しくありません


大松の妻も同意








河西:
「青春を犠牲にした」と言われるのが一番嫌いです!
私たちは青春を犠牲になんかしていない
だって、これが私の青春だから


「青春や恋愛やドライブなんかよりずっと青春や!」

「2年待てない軟弱な男より、2年待ってくれる男のほうがええんちゃう?」

河西:言って下さい 「オレについてこい!」って




タバタ:
辞めるか続けるか自分で選べるだけ有り難いと思え!
オレはやれん だからお前に託してるんだ オリンピックを

大松:オレについてこい!

すぐに着替えて円陣を組む(早っ!

大松:必ず結婚相手は探したる 全員!

タバタ:
変わったよなあ
人見絹枝や前畑秀子の時代から
「六尺」「バケモノ」と言われて走った人見絹枝
少なくとも「国を背負って」とかそういうんじゃない
自分のためにやってるじゃんね

次女:だからカッコいいんだよ

キクエ:変わったんじゃなくて変えたんです
タバタ:誰が?


昭和38年 オリンピックまであと1年
インドネシアがIOCを脱退すると騒いでいる
スカルノがオリンピックに対抗して新しい競技大会を開催するそう

ブルーインパルスでオリンピックの飛行機雲を空に描く計画を立てるカクさんら




ブルーインパルス隊長・松下治英:
一直線は面白くない 青空に五つの輪っかどーんと描いてみせましょう!




大晦日 年明けはオリンピックイヤー
紅白では♪蛍の光 の代わりに♪五輪音頭
テレビに五りんが映る







東洋の魔女メンバー 谷田さん:
魔女なんて、最初はすっごくイヤでした(そりゃそーだ
やってるうちに「魔女はね・・・」ていう言葉が出るようになって
(マスコミの洗脳力ってスゴイ

当時、選手も監督もアマチュア(え、あんなにボールぶつけてた大松さんも?!
昼間は工場で働き、練習は夕方から






谷田さん:
練習が終わるのは、先生が「よし」と思ったらやめる
その日のうちに終わったことはない

当時の映像

大松:
なぁ ブタまん
なぜボールを前に飛ばすんじゃ 上げるんじゃろ
こんな高い手でバテーンと当てたら飛んでしまうやろ




鬼の大松は選手にとって父親のような存在(親からの体罰か
時にはケンカもあり、家族のような一体感もあった

(ボールをぶつけられ続けた選手が大松に組みかかるシーンは本当にあったんだ

谷田さん:
私がこれだけ一生懸命すれば、この人も一生懸命やってくれるだろう
そういうのが集まって一つの輪ができる

オリンピックの金メダルは監督との絆で生まれたものだった
(大松を胴上げするシーン






谷田さん:
先生だけ(メダルが)ないから、みんなのメダルを全部
先生の首にかけて「先生いっぱいメダル持ってるやん」とか言いながら
「返してね これ私のやから」って

「勝ってよかったね」ってみんな喜んでくれているけど
あんたたちのためやない、自分のためやって
自分にはそう言い聞かせていました

人のためにできますか?




番宣していたドラマも面白そうだった





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