メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

「自分の境遇に似ていた"販売者の再起の物語"」@ビッグイシュー

2020-11-16 17:42:08 | 
【THE BIG ISSUE VOL.393】

「オフグリッドな暮らし」@ビッグイシュー



【内容抜粋メモ】

自分の境遇に似ていた"販売者の再起の物語"@販売者に会いにゆく
「働くために生き、生きるために働く」セルビアの販売者 ヨワンカさん





セルビアのストリートペーパー『リツェウリツェ』のことは
お金に困っている時に偶然知りました

ある記事に目が止まりました
かつてホームレス状態だった人たちの再起の物語で
まるで私の境遇と似ていたのです

ここで働きたいと思いました

私は今3種類の薬を飲まないといけません
そのためのお金はいつも先に取っておきます

時々雑誌を買うお客さんが
2倍の金額を払って、お釣りを受け取らないことがありますが胸が痛みます
私は貧しいけれども物乞いではないからです


セルビアの村で生まれた私は
法律を学ぶために大学に入学しました
しかし卒業できず、それからずっと仕事をしてきました

食肉業界に携わっていた時はよく稼ぐことができました
1999年の※セルビア空爆でその会社は潰れました

6年前交通事故にあった経験は今でもトラウマになっています
その後も不運が続き、雇用契約終了とともに無職になりました

ちょうど貯金を使い果たした時に出会ったのが『リツェウリツェ』でした

大学を卒業さえしていれば、、、と考えることもあります
お金が尽きると友人だと思っていた人は
一人一人去っていきました

私にとって大事なのは働くために生き
生きるために働くこと

より良い日を家で待ち続けるよりも
働いているほうが前向きになれるのです

セルビア空爆
セルビア人とアルバニア人が対立していたコソボ自治州で
アメリカやヨーロッパ勢力の NATO が国連の決議を経ずに行い
市民を含めた約2000人が犠牲となった


(これからは「働くために生き、生きるために働く」とか
「働かざる者食うべからず」なんて言葉もなくなる
 みんな地球で、様々な体験をして遊ぶ時代だ

 内戦、欧米の支配、貧富の差もなく
 今ある食糧が均等にいきわたれば
 食べるために働くという概念も必要なくなるんだ



プラごみを資材に学校建設「ボトル・スクール」@世界短信





中米・グアテマラで国際慈善団体「Hug it Forward」が
ペットボトルやプラスチックゴミを建築資材として再利用し
貧しい農村の学校建設に役立てている

2009年から活動を始めて、住民等の協力のもと129校を建設した

建設は住民たちによる手作業
ペットボトルにお菓子の袋などのプラごみ
隙間なく詰めてワイヤーで固定して壁を作り
セメントと塗料を塗って補強する

建設費は日本円で約70万円に抑えることができ
耐用年数も100年ほど

グアテマラの農村では4人に1人が文字を読むことができず
特に先住民族の女の子は十分な義務教育が受けられないのが実情

(どんなに貧しい国や村にも男女差別、民族の差別があるんだなあ
 それもきちんとした教育を受ければ変わるか
 それとも一人ひとりの意識の問題か


非正規移民の処遇改善を求めて各地からデモ隊
フランスでは移民の支援団体250以上の呼びかけで
大統領官邸を目指す「連帯の行進」が始まった
500人以上が参加して、10月17日にパリで合流し
大規模なデモを行う予定

その背景には非正規移民が滞在する収容施設の環境が
コロナ禍でさらに悪化している状況がある

国内39ヶ所の施設では約50万4000人を収容
基本的な衛生管理さえままならず
ハンガーストライキで抗議をした収容者もいた

収容者:
部屋にはゴキブリがいるし
誰かが疥癬にかかっても隔離されなかった
言葉による侮辱は日常的で
収容者が自殺を図っても
一人の医者も見に来なかった












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