メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

「東京の昭和 30、40年代」@都立中央図書館

2011-04-25 18:48:00 | 
都立中央図書館
記念館からまた外苑西通りをてくてく歩いて、公園内にある図書館に行き、企画展を見た。

企画展「東京の昭和 30、40年代-みんなで夢を追いかけた」
昭和の写真や、カメラ、バイクなどの展示、和室を再現した一角、時間ごとに映像も流していた。
「プロジェクトX」て番組で、まだ電化製品もない時代に、二十代の若者たちが東京タワーを作ったドキュメンタリー。
ワイヤーなどで補強しない「自立式鉄塔としては(番組放送当時)世界一高い」って紹介してた/驚
「このタワーが完成したら結婚しよう」と約束した若いカップルの話など面白そうだったけど、
なにせ1時間弱の番組だから、展示物を見ながらチラ見してた

興味をひいたのは、都電荒川線や、玉川電気鉄道(通称・玉電)、ボンネットバス、
トロリーバス(屋根についた2本のポールから架線の電気を取って走行する電気バス)などなど
昭和な乗り物は夢があってイイね


図書館のほうも5階から1階までざっと見て回ってみた。
入り口で首にかける「入館証」を渡され、貴重品以外はロッカーに荷物を預けなきゃならない。
感想をひと言でいえば、今まで見た中で一番アカデミックな図書館だった
検索用パソコンは各階にたくさん並んでて、パソコンスクール並みな数だし、新聞の種類もハンパない。
視聴覚室、多目的ホール、食堂、広い閲覧室、なんでもあって、窓際の席からは爽やかな公園の緑が見える。

他言語の書籍も充実していて、洋書も多かったけど、わたしの大好きな児童書コーナーがないし、
英米文学コーナーも硬めな選書で、とくに目新しい面白いものはなかった感じ。
でも、こんなところだからこそ、タロウさんの著作を初版で持っているんじゃないかと期待して検索してみたら、あるにはあるけど閉架で貸出禁止なんだよね。残念。

唯一、発見したのは『沖縄文化論』のみが民族学コーナーにあった♪
これかあ~!新版より全然写真の点数が多いし、この紙質、ハードカバー、やっぱ読むなら初版だねぇ!


有栖川宮記念公園
夢中で図書を見てたら14時になってしまったから、朝コンビニで買ってきたおにぎりを公園のベンチで食べたv
ハトさんがたくさん寄ってきて、もの欲しそうな視線を送ってくるので、ちょっと申し訳ない気がした

この公園はイイ!なにがイイって、ステキな樹がたくさんある!
中でもケヤキは、立派な根の張り具合といい、堂々とした幹のぶっとさといい、
どこまでも無限に伸びた枝っぷり、新緑の葉、どれをとっても素晴らしかった!!!
最近とくに大樹を見るのが好きで、つい写真をたくさん撮りすぎてしまっている。

桜の花見としても有名な公園らしいけど、今はハナミズキや、ツツジが咲いてたな。
池で釣りをしてる人たちもいた/驚
管理のおじさんたちは、藻の掃除をしていたけど、鴨さん?は美味しそうに藻を食べていたよ・・・


一歩、公園から出れば、オープンカフェや通りには外国人があふれてて、高そうなお店が並んでいる。
オシャレでハイソ、つまり欧米化されてる街なんだねえ、ここいらへんて。
広尾駅から地下鉄に乗って帰った。

今日も晴れて(図書館にいた時、にわか雨が降ってたみたいだったけど)、いい町歩き日よりでした~!

その他の写真は、フォト一覧でどうぞ~♪


追。
あ、そいえば、歩いてる途中で市川染五郎さん見ましたv

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