※「作家別」カテゴリー内「酒井駒子」に追加します
2014年初版
これも展覧会で原画を見たけれども
こうして1冊の本にして連続で見ると
とても不思議な感覚になった
どれもタイトル通り
瞬き1回するかしないかの
一瞬の出来事をとらえているのだけれども
何か動きがある前に
もう1枚そっくりな絵が挟まっている
コピーしたのかと思うくらい同じだけれども
パタパタ漫画のように比べてみると
色使いや線が微妙に違っている
何枚か描いたのだとすると
ここまで同じに描けるものなんだろうか?!
同じ下絵をもとに色を塗ったんだろうか
酒井さんの絵本は大体子どもが多いけれども
静物画も素晴らしい
背景はやっぱり黒地に水色を重ねた独特の質感
ネコの絵も画家によって十人十色違っていて興味深い
ネズミのおもちゃにロックオンしている
今にも動き出しそうなネコ
耳を傾けて集中しているのが分かる
文も酒井さんなのかと思いきや穂村弘さんて方
「しーん」とか本当にひと言のオノマトペ
こんなにシンプルな文章のお仕事って
本人も初めてだったんじゃないかな
絵が先で文字を入れたのか
もしくは逆なのかも気になる
「みつあみちゃん」
ティーカップに角砂糖を落とす絵のつづきのようで
女の子の3枚目が急に三つ編みのまま
おばあちゃんになっている
一瞬にしてこの飛躍感!
あまり見たことのないセンス
前後にデッサンが入っていて
きちっと枠を決めてから
その中に顔の一部分を描いている構図も面白い
表紙も可愛らしいみつあみちゃんのドアップ
これだけでもずっと眺めていられるほど魅力的
これも四角の中におさまるように
顔の輪郭が後から描かれていて
髪の毛が見切れているような状態なのも面白い
これは子供が見ても面白いだろうけれども
大人向けの絵本だよね
1枚の絵としてそれぞれ成立していて
額に入れて部屋に飾りたい
「えほんのぼうけん67」ということは
他にもたくさんあるシリーズなんだろうか?
冒険というくらいだから
これまでにない試みをしているのかも
2014年初版
これも展覧会で原画を見たけれども
こうして1冊の本にして連続で見ると
とても不思議な感覚になった
どれもタイトル通り
瞬き1回するかしないかの
一瞬の出来事をとらえているのだけれども
何か動きがある前に
もう1枚そっくりな絵が挟まっている
コピーしたのかと思うくらい同じだけれども
パタパタ漫画のように比べてみると
色使いや線が微妙に違っている
何枚か描いたのだとすると
ここまで同じに描けるものなんだろうか?!
同じ下絵をもとに色を塗ったんだろうか
酒井さんの絵本は大体子どもが多いけれども
静物画も素晴らしい
背景はやっぱり黒地に水色を重ねた独特の質感
ネコの絵も画家によって十人十色違っていて興味深い
ネズミのおもちゃにロックオンしている
今にも動き出しそうなネコ
耳を傾けて集中しているのが分かる
文も酒井さんなのかと思いきや穂村弘さんて方
「しーん」とか本当にひと言のオノマトペ
こんなにシンプルな文章のお仕事って
本人も初めてだったんじゃないかな
絵が先で文字を入れたのか
もしくは逆なのかも気になる
「みつあみちゃん」
ティーカップに角砂糖を落とす絵のつづきのようで
女の子の3枚目が急に三つ編みのまま
おばあちゃんになっている
一瞬にしてこの飛躍感!
あまり見たことのないセンス
前後にデッサンが入っていて
きちっと枠を決めてから
その中に顔の一部分を描いている構図も面白い
表紙も可愛らしいみつあみちゃんのドアップ
これだけでもずっと眺めていられるほど魅力的
これも四角の中におさまるように
顔の輪郭が後から描かれていて
髪の毛が見切れているような状態なのも面白い
これは子供が見ても面白いだろうけれども
大人向けの絵本だよね
1枚の絵としてそれぞれ成立していて
額に入れて部屋に飾りたい
「えほんのぼうけん67」ということは
他にもたくさんあるシリーズなんだろうか?
冒険というくらいだから
これまでにない試みをしているのかも