![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f3/87cfedc428b2642470056b18059bd06c.jpg)
※「ジュヴェナイル」カテゴリー参照
江戸川乱歩の『時計塔の秘密』を調べていたら
少年探偵団シリーズと似たテイストのものすごい怖そうな表紙の本書を見つけた
ブログで紹介していた方は、当時、表紙画や挿絵が怖すぎて
おちゃらけたマンガを描いて誤魔化すほどだったとかw
たしかに少年探偵団シリーズの『魔人ゴング』よりインパクト強め!
ジュニア探偵小説(全26巻) 発行所/偕成社
・少年読物7(ジュニア探偵小説) - すぺくり古本舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f3/748c3568de037d65f48c7ac307874148.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3e/894e4e822cdd76aad27db3be8e43c39b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ac/b106c7dd3deaf83f70cc30094ab9c97f.jpg)
昭和43年(1968)~昭和47年(1972)にかけて全26巻が発行されました。
西條八十・柴田錬三郎・島田一男・高木彬光・横溝正史・江戸川乱歩など
ジュニアミステリー界の花形作家の作品が数多く集録されていてクオリティの高い本です。
広告文には「一流の推理作家が、少年少女のために書き下ろした推理小説の傑作シリーズ」とありますが、
実際には昭和20年代から30年代にかけて偕成社が刊行して来たジュニアミステリーの中から
選りすぐりの作品を再刊したものです。
その際いくつかの作品は改題され販売されました。
当時は300円前後で売られていましたが、今では数万円する高額な本です。
巻 数 ・ 全26巻
価 格 ・ 290円~380円(昭和43年~47年当時)
サイズ ・ 約190mm~約135mm
P 数 ・ 250P~300P
発行年 ・ 昭和43年(1968)~昭和47年(1972)
発行所 ・ 偕成社
備 考 ・ 本体はハードカバー・箱はなくカバー仕様
さすが偕成社さん!
早速調べたら、『幽霊の塔』は35000円
最高11万円がつけられていて、思わずゼロの数を数えてしまった/驚
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/fe/8c3c66c4057af4992a40662bca3a5a44.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4d/65e2fa19f9bb434a776f9eb6275a8c8a.jpg)
図書館に電話したら、女性司書さんが2日にわたって丁寧に調べてくれた/感謝
1日目の回答:
国会図書館には全冊あり(そうだろうね
近くの図書館で借りられるが、期間は2週間
館外持ち出し禁止のため、館内で読むことになるが
今はコロナ禍なので館内滞在時間が1時間しかないため実質無理/汗
全国でも探してくれて
シリーズ通して北海道、大阪など3カ所にしかない!
同じタイトルでコミックがあるらしく
ネットで探すとそればかりが引っかかってしまう状態
図書館の検索エンジンでは
訳者さんが同じ本が1950年代と60年代の2冊しかなく再版の記録もない
相当なレア本だな
もしくはタイトルを変えた本はあるのか?
仮に古本で見つけたとしても
私が買えるような値段ではないだろう
ないと分かると余計に読みたくなってきた
『灰色の女』は元々大人向けの小説のため
日本語訳では主人公や設定などを少し変えてあるそう
こちらは区内の図書館で借りられる
国会図書館今は抽選でしか入れない!?
ウィキ参照:
アリス・マリエル・ウィリアムソンの小説『灰色の女』を基にした黒岩涙香の翻案長編小説
1937年『幽霊塔』
黒岩涙香の翻案小説『幽霊塔』を江戸川乱歩がリライトした長編小説
舞台を日本にして、登場人物も日本人にしている
1958年『幽霊塔』
黒岩涙香版を少年向けにリライトしたもの。大平陽介著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/56/1d5953a0127fd0104bc6bff3c61aa9d7.jpg)
1959年『時計塔の秘密』
更に江戸川乱歩は、『幽霊塔』を少年向にリライトした
2008年2月、『幽霊塔』
『灰色の女』の初の日本語訳本(中島賢二訳、論創社 論創海外ミステリ)が刊行された
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/64/e47aedb9f9ff2ed36add5f8ad3158c38.jpg)
2日目の回答:
『灰色の女』(中島賢二訳)は区内にあり
さらに「ジュニア探偵小説」シリーズでは
「オペラの怪人」「怪人対名探偵」の2冊だけしかなかった
「翻案小説」(原作をもとに人などの設定を変更)として
江戸川乱歩の『幽霊塔』があるが、これは全集のため挿画が楽しめない
その代わり、なぜか宮崎駿さんが挿絵を描いている『幽霊塔』が当館にある(!?
宮さんが描くと、ドロドロした雰囲気が一掃されて癒し系になっちゃうなw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/0e/60457041f472f6d22ed1e59d3f771d21.jpg)
【図書館にある『幽霊塔』一覧】
幽霊塔 (江戸川乱歩推理文庫) 文庫 – 1989/3/1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b3/fdab67c249b5f216df8b5c214dc782f7.jpg)
幽霊塔 創元推理文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9b/34379e715036b9866e23c79ad9cf5168.jpg)
鮎川哲也探偵小説選 2 論創ミステリ叢書 117
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/96/163e8a2a38f496fbf08719a710a216d8.jpg)
ゴシック文学入門 ちくま文庫 ひ21-10
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/84/555ad589c2a5408ab9a2936385d39fb5.jpg)
明治探偵冒険小説集 1 黒岩涙香集 ちくま文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/61/c9fe2246df1cd360fbcd39a0205bd67d.jpg)
どれもインパクトに欠ける・・・
とりあえずあるものを借りることにした
他館貸し出しは2週間、延長は受付のみで1週間だけ
その間に読みきれるか?!
江戸川乱歩の『時計塔の秘密』を調べていたら
少年探偵団シリーズと似たテイストのものすごい怖そうな表紙の本書を見つけた
ブログで紹介していた方は、当時、表紙画や挿絵が怖すぎて
おちゃらけたマンガを描いて誤魔化すほどだったとかw
たしかに少年探偵団シリーズの『魔人ゴング』よりインパクト強め!
ジュニア探偵小説(全26巻) 発行所/偕成社
・少年読物7(ジュニア探偵小説) - すぺくり古本舎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f3/748c3568de037d65f48c7ac307874148.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3e/894e4e822cdd76aad27db3be8e43c39b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ac/b106c7dd3deaf83f70cc30094ab9c97f.jpg)
昭和43年(1968)~昭和47年(1972)にかけて全26巻が発行されました。
西條八十・柴田錬三郎・島田一男・高木彬光・横溝正史・江戸川乱歩など
ジュニアミステリー界の花形作家の作品が数多く集録されていてクオリティの高い本です。
広告文には「一流の推理作家が、少年少女のために書き下ろした推理小説の傑作シリーズ」とありますが、
実際には昭和20年代から30年代にかけて偕成社が刊行して来たジュニアミステリーの中から
選りすぐりの作品を再刊したものです。
その際いくつかの作品は改題され販売されました。
当時は300円前後で売られていましたが、今では数万円する高額な本です。
巻 数 ・ 全26巻
価 格 ・ 290円~380円(昭和43年~47年当時)
サイズ ・ 約190mm~約135mm
P 数 ・ 250P~300P
発行年 ・ 昭和43年(1968)~昭和47年(1972)
発行所 ・ 偕成社
備 考 ・ 本体はハードカバー・箱はなくカバー仕様
さすが偕成社さん!
早速調べたら、『幽霊の塔』は35000円
最高11万円がつけられていて、思わずゼロの数を数えてしまった/驚
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/fe/8c3c66c4057af4992a40662bca3a5a44.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4d/65e2fa19f9bb434a776f9eb6275a8c8a.jpg)
図書館に電話したら、女性司書さんが2日にわたって丁寧に調べてくれた/感謝
1日目の回答:
国会図書館には全冊あり(そうだろうね
近くの図書館で借りられるが、期間は2週間
館外持ち出し禁止のため、館内で読むことになるが
今はコロナ禍なので館内滞在時間が1時間しかないため実質無理/汗
全国でも探してくれて
シリーズ通して北海道、大阪など3カ所にしかない!
同じタイトルでコミックがあるらしく
ネットで探すとそればかりが引っかかってしまう状態
図書館の検索エンジンでは
訳者さんが同じ本が1950年代と60年代の2冊しかなく再版の記録もない
相当なレア本だな
もしくはタイトルを変えた本はあるのか?
仮に古本で見つけたとしても
私が買えるような値段ではないだろう
ないと分かると余計に読みたくなってきた
『灰色の女』は元々大人向けの小説のため
日本語訳では主人公や設定などを少し変えてあるそう
こちらは区内の図書館で借りられる
国会図書館今は抽選でしか入れない!?
ウィキ参照:
アリス・マリエル・ウィリアムソンの小説『灰色の女』を基にした黒岩涙香の翻案長編小説
1937年『幽霊塔』
黒岩涙香の翻案小説『幽霊塔』を江戸川乱歩がリライトした長編小説
舞台を日本にして、登場人物も日本人にしている
1958年『幽霊塔』
黒岩涙香版を少年向けにリライトしたもの。大平陽介著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/56/1d5953a0127fd0104bc6bff3c61aa9d7.jpg)
1959年『時計塔の秘密』
更に江戸川乱歩は、『幽霊塔』を少年向にリライトした
2008年2月、『幽霊塔』
『灰色の女』の初の日本語訳本(中島賢二訳、論創社 論創海外ミステリ)が刊行された
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/64/e47aedb9f9ff2ed36add5f8ad3158c38.jpg)
2日目の回答:
『灰色の女』(中島賢二訳)は区内にあり
さらに「ジュニア探偵小説」シリーズでは
「オペラの怪人」「怪人対名探偵」の2冊だけしかなかった
「翻案小説」(原作をもとに人などの設定を変更)として
江戸川乱歩の『幽霊塔』があるが、これは全集のため挿画が楽しめない
その代わり、なぜか宮崎駿さんが挿絵を描いている『幽霊塔』が当館にある(!?
宮さんが描くと、ドロドロした雰囲気が一掃されて癒し系になっちゃうなw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/0e/60457041f472f6d22ed1e59d3f771d21.jpg)
【図書館にある『幽霊塔』一覧】
幽霊塔 (江戸川乱歩推理文庫) 文庫 – 1989/3/1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b3/fdab67c249b5f216df8b5c214dc782f7.jpg)
幽霊塔 創元推理文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9b/34379e715036b9866e23c79ad9cf5168.jpg)
鮎川哲也探偵小説選 2 論創ミステリ叢書 117
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/96/163e8a2a38f496fbf08719a710a216d8.jpg)
ゴシック文学入門 ちくま文庫 ひ21-10
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/84/555ad589c2a5408ab9a2936385d39fb5.jpg)
明治探偵冒険小説集 1 黒岩涙香集 ちくま文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/61/c9fe2246df1cd360fbcd39a0205bd67d.jpg)
どれもインパクトに欠ける・・・
とりあえずあるものを借りることにした
他館貸し出しは2週間、延長は受付のみで1週間だけ
その間に読みきれるか?!