メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『存在の謎に挑む哲学者井上円了』@オアゾ

2012-06-01 23:55:55 | アート&イベント
東洋大学創立125周年記念事業図書館特別展示『存在の謎に挑む哲学者井上円了』
開催日時:5月30日(水)~6月5日(火)9:00~21:00(初日は10時開場/最終日は16時閉場)
場所:丸の内本店4FギャラリーAB
<入場無料>

町歩きで行った中野の「歴史民俗資料館」ほか、いろんなところで目にする「妖怪博士」と呼ばれた井上円了さん。
東京駅のオアゾでイベントをやるってことで行ってみた♪

オアゾに来たのは、今はなきJAXAを見に来た時以来じゃないかな?
今じゃエステのショップに変わっていた(あらまぁ・・・

エスカを上がった1Fの奥には、ピカソの『ゲルニカ』の一部が壁のデザインとして使われていた/驚
(前からあったっけ?


展示イベントをしていたのは、4F一番奥の比較的小さいスペースだったけど、
1つ1つ興味深くて、説明文を読みつつ堪能していたら、半分も見ないうちに腰が痛くなってきた
教授さま風な方やら、関係者風なお客も多くて、入り口のスタッフはそのたびに丁寧に挨拶していた。
一般客も金曜の昼間にしては次々と入ってきて、円了を知ってて来たのか、丸善のついでなのかは不明


生涯「無位無官」を貫いて、名誉な賞も辞退し、「活学」(日常の中にこそ哲学がある)と、
晩年は、全国各地を熱心に巡講し、最期は、講演の最中に脳卒中で倒れ、翌日の午前2時に他界したとのこと(壮絶

江戸時代から、本やら、歌舞伎やらで妖怪ものやこっくりさんなどが流行り、
円了は、長年検証・研究を重ねて、「迷信」と「真怪」とを分けることに苦心した。
(生前最後に書いたのも『真怪』

著書もいろいろ展示されていて、『妖怪学講義』は明治天皇も愛読した。
書も達筆で、「中道」を守り、「南無絶対無限尊」を唱えることなどが書かれていた。。
んだけど、なんだか年数が経って破損した部分を他人が修正したのか、所々紙を貼った上に
いかにも拙い字で書き直してあったり、カッコ書きで追加してあったりしてたのが笑えたw

勝海舟の書いた「般若心経」も圧巻。
勝海舟は、円了が生涯もっともお世話になった三人の恩人のうちの一人で、
勝海舟からもらったという立派な菩薩像は宝物だった。


後半は、円了のコレクション(主に百人一首)で、ユーモラスな妖怪の絵も多くて吹き出しそうになるw

出口を出たら、カンタンなアンケートを書いたら、粗品をくれるというので、
軽い気持ちで書いたら、想像以上にたくさんの貴重なグッズをもらってビックリ/驚


(クリアファイル、ブックカバー、プラのしおり、ポストカード、そしてDVDまで驚×5000


東洋大学井上円了記念博物館
本駒込の東洋大学にあり、一般見学が出来る。こんど行こうっと♪


『ジョン・グールド展』
開催日時:2012年6月6日(水)~6月12日(火)
9:00~21:00 (※最終日は17時閉場)
場所:丸の内本店 4階ギャラリーB
<入場無料>

玉川学園 教育博物館まで行って観損ねた『ジョン・グールド展』も見てみたい。


フランス映画祭
これも気になる。



気づいたらもう午後2時。お腹が空いたから、B1Fに戻って遅めのランチ。

丸の内M's(エムズ)
ふつーにお弁当も売ってるんだけど、お惣菜屋さんにイートインがある感じ。
数種類の容器から好きなのを選んで、おかずを選んで入れ、
ごはんは、白米と、混ぜご飯から選べる。今回は干し海老がふんだんに入ってて美味しかったあ!
みそ汁がついてくるサービスを知らなかったから、アイスティーを注文。
自分で食べれる量だけとれるってゆうのがイイ。わたしは焼き鮭、揚げ豆腐、季節野菜の和え物v





満腹になって落ち着いてから再度、丸善へ。
ここ、ほんとにスゴイね。文房具も雑貨ゴコロを揺さぶられるし
児童書も、洋書の児童書も、山のようにあってヘヴン・・・
見始めたらキリがないので、次へ移動します。。




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