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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

もっと、知って漢方! 漢方を正しく理解するために(協和企画)

2016-11-11 12:15:44 | 
区の健康診断に行った時だったか、どこかでもらった冊子
ちょうど漢方のことをもっと知りたいと思っていたところv

下記のメモは一部で、ほかにも
「がんと上手に向き合い、つきあう」
「認知症を笑顔で支える」などあり、勉強になる冊子v

※漢方薬は自己判断で服用せず、医師、薬剤師に相談してください


<漢方に関するHP>

漢方ビュー

ツムラ(取材協力)



【内容抜粋メモ】


「40歳からの女性のヘルスケア」

帯山中央病院院長/麻布ミューズクリニック名誉院長 渡邉賀子監修

若い女性でもストレスや、疲れから、自律神経機能や、卵巣機能が低下し、
更年期障害のような症状を訴える方が増えています。

40歳以降の女性によく処方される漢方薬


更年期以降は、エストロゲンという女性ホルモンの急激な分泌低下が
多くの臓器・器官に影響を及ぼすため、1~2種類の漢方薬で対応できることが多い

もちろん「適度な運動」「1日3食」「冷え」に気をつけて入浴などで
セルフケアと日々の養生は欠かせません



「胃もたれ・食欲不振に漢方力」

大阪市立大学大学院医学研究科 消化器内科学教授 荒川哲男監修

胃もたれ、胃痛を訴えて検査しても異常がなく「慢性胃炎」と診断され、
真剣に取り組んでもらえず悩む人が多い

この場合「FD(機能性ディスペプシア)」に相当する病気と思われる
あまり知られていないが、日本人の約10%がこれにあたるという報告がある

【FDの2タイプ】
・胃もたれ、食べたものが胃の中に残っている症状
・食事早期の飽満感、食べはじめてすぐ満腹になり完食できない症状
(逆流性食道炎に似てるなあ


【胃の3つの機能】

・貯留
・消化
・排出


【生活の中で心がけること】




漢方医学の成り立ち
中国を起源とする伝統医学が、朝鮮半島を経由して、日本に伝来したのは5~6C頃
その後、日本の風土・気候、体質に合わせて独自の発展をして、17Cに体系化されたのが漢方医学

「漢方」の名前の由来は、江戸中期にオランダから伝来した西洋医学の「蘭方」と区別するためにつけられた
「中医学」「韓医学」とも違う


漢方は日本で育った自然の恵み
植物由来のものを中心に1000種類を超える生薬の組み合わせにより150近い処方がある
植物・鉱物のうち「薬効」をもつ部分を、一定の法則のもとに
原則2種類~十数種類を組み合わせてつくる

「副作用」が少ないのが特徴(まったくないわけではない

最新技術を駆使して、薬効を抽出・製剤化し、「エキス剤(顆粒)」として加工する

現在、病院で処方されている漢方薬の多くは、健康保険適用
148処方が厚生労働省に承認されている


徹底したトレーサビリティ
原料の生薬(薬草の根、茎、葉などの有用成分を乾燥させたものや、動物由来のもの、鉱物)
中国、東南アジア、韓国、日本で採れたもの

厳しく品質チェックされ→残留農薬・成分分析が行われる


【製造工程】

1.栽培・採集
2.品質検査
3.切栽
4.秤量・調合(決められた配合比にそって配合する
5.抽出・分離・濃縮(エキスを抽出
6.乾燥(スプレードライ装置で瞬間乾燥させる
7.造粒(安定性を高めるため、乳糖などと混合する
8.充填・包装
9.製品化



西洋薬+漢方薬の「併用治療」のメリット
日本で漢方薬を処方するのは、西洋医学を6年間学び、国家試験に合格した医師
西洋薬+漢方薬の両方から、患者に合った薬を処方する医療システムは、世界的にも稀


漢方医学教育が生涯教育へ
大学の医学教育カリキュラムの中に、漢方を学ぶ「和漢薬(漢方薬)の特徴や使用の現状について概説できる」がある
卒業後も、研修や生涯教育として、教育プログラムを用意しているところも増えている


長寿社会に貢献
日本は世界一の長寿国で、健康寿命も、乳児死亡率の低さも世界一(まだ長寿国なんだっけ?
一方、高齢化率がついに23%を越え、「超少子高齢化社会」にある

世界の中でみた日本の高齢化率


介護を担う女性たち、高齢者は、西洋医学・西洋薬では解決しないいろいろな症状に悩んでいる(不定愁訴か
複数の症状を同時に改善し、いくつもの成分が助け合って作用し、経済的
これからの健康維持に漢方の果たす役割は大きいと考えられる




気になるのは、生薬の中に動物の成分が混ざっていることなんだよな
なんでも「クスリになるから」て乱獲して絶滅させるのがヒト
食料としてだけじゃなく、薬としても大量に殺される動物の情報も知りたい

それから、クスリをつくって、ヒトに処方するには、「動物実験」も大きく関わっている

あと、西洋薬も漢方薬も、合う・合わないがあるからね
効き目が高いのは高額という壁もある
まだまだ試行錯誤が必要



追。

これから寒くなると「リアルファー」製品、本革製品も出てくるけど、
こないだ、チラっとその現状のサイトを見ただけで、吐き気がする映像、写真がどっと出てきて
不安と恐怖で発作が出そうになった

惨い写真・映像も含まれるので、気をつけてください
世界動物保護協会(WSAP)によると、「毎年毛皮のために殺される動物は、10億を超えることもある


“もの” じゃない お母さん なの






「親が心配~母が家事をしなくなったのは病のサイン?」@あさイチ

2016-11-11 12:14:44 | テレビ・動画配信
「親が心配~母が家事をしなくなったのは病のサイン?」@あさイチ

“ある日気づいたら、料理上手だった母がレトルトのおかずばかり出すようになっていた。
 きれい好きだったのに、掃除が行き届かなくなってきた・・・。
「しっかりやっていた家事の、質や量が低下してきた」ことの背後に、
「生活不活発病」とよばれる病が隠されていることがあります。”


「生活不活発病」
動かないことで全身の機能が衰え、要介護、寝たきりになる可能性もある
(私? 今の若い世代も昔に比べたら動いていないのでは?

被災者だけじゃなく、日常生活でもなりうる
「料理がおっくう」「膝が痛い」などは、歳をとると必ずなるけど、「歳だから仕方ない」ではなく
早めに見つけて対策をとることで改善できる


例:「得意の料理をあまりしなくなった」→「生活不活発病」の入り口


料理好きな母がここ1、2年でしなくなったと帰省した時に気づいた息子さん
既製品が嫌いだったのに、冷蔵庫の野菜類が減って、冷凍食品の品揃えが増えた
(先日は、冷凍食品特集だったのにね お店で調理品が売られてたら、買うよな

「料理の主導権を手放す」
以前は、お嫁さんに台所で手伝わさせるより自分で全部やっていたが、最近は「自由に使って」と言われるようになった

家族では聞きづらいので理由を聞いてみた

「子どもがいる時は毎日“今日のおかず何種類入ってる?”とか数えたりして楽しかったけれども、
 夫と2人になったらそんなことが全然なくなった」

夫婦2人になったのは30年ほど前
息子が心配なここ1、2年のことには自覚がない

取材時の食事も市販のお弁当だった


●クルマで1時間ほどに住む姉の証言「動きづらくなる」

(私、ほぼ当てはまりますが?

これらの状況が重なると「生活不活発病」を疑ってみる


専門家が見るポイント
生活全般が不活発になっているか
1日、1年の流れ
病院で診てもらっても、病気はない
家族の目でチェックするのがポイント

専門家が母の生活をチェックしに伺った
「以前と比べてやらなくなったこと、やっても質が落ちたこと」
想像でも「この可能性はあるかな」という点


●息子さんに聞く
「母の好きな旅行の話が減った」
以前は、年に何度も国内外の旅行に行っていたが、その話が減った 行く回数が激減したから

以前は、月に1度、東京の息子宅に遊びに来て、1日に3件ほど美術館巡りをしていたが、そういう日程を組まなくなった
今は2ヶ月に1度程度、美術館巡りも減った(静岡から2ヶ月に1度はすごいなあ ウチは引越しの手伝いの時しか来なかった

出かけるには「準備」「片付け」などが前後に必要

全体的な活動量が減るということ


●なぜ減ったのか?

息子は4年前から2年半の海外赴任していた そこから来る回数が減り、東京に戻ってからも減ったと気づいた

母に聞く時の「聞き方」に注意

思い出せなかったり、心配をかけまいとする


●具体的に質問する
「日中はどういう生活をしていますか? 朝起きてから夜寝るまで」
「淡々とやってます、家の仕事を 洗濯、掃除して・・・」

ポイント1:1日の時間の過ごし方を順番に聞く



●それをさらに詳しく聞く
「散歩は週に何日ぐらい?」
「今週は一度もしませんでした あまり(主人が)嫌がるとムリに連れていくわけにもいかないから」

理由は、5年前、夫が脳卒中で倒れたため

「主人が大きな病気をしてからは、外に出られません なにかあったら責任があるから
 外に出る機会はほとんどなくなった」

息子:部屋でテレビを見ることも減った→家の中での活動量も低下
 
今は、ダイニングルームで過ごす時間が増えた


老化との違い
歳をとると動きづらくなるが、体は動かさないと鈍る
お年寄りほど、体を動かさないと鈍りやすく、若い頃と違って改善しにくい

この例の場合、自分の原因ではなく、病気でもないのに不活発になった
ほんの少しのきっかけで動きづらくなり、それが「悪循環」になる
自分で意識するのは難しい




今は最初の段階
早く気づければ、動ける状態を延ばすこともできるし、ガクッと動けなくなることを防げる

専門家:
脳卒中や骨折だとガクッとくる
この例の場合、70歳でもお若いのに、夫の脳卒中などで何度か小さく落ちている
それをなだらかなスロープにするよう心がけること

ヤナギー:その段階で「生活不活発病」という病気だと本人に言うと本人を追い込むのでは?

専門家:
診断することが重要ではなくて、もっと早めに知ってもらう 周りも意識しておく


対策:楽しく、やりがいのある活動を増やす
(それがインドアの場合はどうしたらいいのかねえ?

例の家族の場合:
ふるまってくれたお椀が値打ちものなので、よい器がほかにもたくさんあるはず
母は食器が大好きで、お気に入りの器で料理をふるまうのが楽しみ

専門家:
年に1度出していたものを出せば、それに見合った料理を作ろうという気持ちになる
すると周りの季節感に気づいたり、出かけることにもつながる

声かけ
 

息子:
以前、母のケータイをバックアップして写真を見ていたら、花の写真が多いことに気づいた(この世代の代表的な趣味だね
庭で咲かせるのも好きだし、生け花も以前やっていました



孫といっしょに出かけて、花の名前を聞いたら、後にキンモクセイの花が届いた(ステキ
今後は、孫を通じて庭仕事を楽しんでもらおうと思う

 
(今は木ばかりなのね

孫の運動会に招待したら、1人で始発に乗って駆けつけてくれ、競技にも参加


母がけっこう歩けるのを知り、あんまり年相応なんて勝手に決めつけてはいけないなと反省した息子さん

専門家:
ほんのちょっとしたことで低下もするし、向上、予防もできる
専門家より、家族のほうが元の状態、何に興味があるか知ってるし、低下にも早く気づけるし、
改善するにも、どういう性格だから、こういうやり方がいいんじゃないかっていうのも分かりやすい


FAX:すでに生活不活発病になっている場合はどうしたらいい?

専門家:
過度な負担をかけるのはいけないので、かかりつけの医師などに相談が必要
急にたくさんのことをいっぺんにやるのではなく、休み休み、少しずつ、回数を増やす

これは親と遠くに住んでいる方でもできる「遠隔介護用法」と呼んでいる
みんな「介護」で心配するが、その前段階で工夫すると、いっしょに楽しみを味わえる

最近はネットで近所にどういう催しがあるかが分かるので教えてあげたり
季節が大事 「あの辺の桜はキレイだよね」という話題をなげかけるなど


●環境を整える
家事がおっくうになった母親(63 児童館で働いている)が心配な娘

料理はできあいが多くなった
母「一生懸命働いて帰ると、何かする気力が落ちている気がする」

いつもの家事を楽しくする極意


カウンターの上のモノがやる気をそぐ要因となる


視界に入らない場所に移すと、気が散らずに集中し、体の動きも少なくて済み、
カウンター上を掃除する回数は増える


こういうピンクのチェックのビニルシート敷きがち! 以前よりマメに掃除をするようになる・・・はず


床に置くとよけるのが面倒で、移動が面倒になる
(実家の階段は「ひな壇だ」と長年自覚してて危険だとは言ってるけど改善しないな


極意2:「ゴールデンゾーン」だけを使う
 
高齢者がラクに作業したり、モノの出し入れができる範囲

手の届かないゾーンはないものと考える(!
 

高いモノを取り出す際、だんだん危険をはらんでくる
バランスを崩すことをムリして続けるよりは、ラクに出せる方法で家事を長く続けるほうを選ぶ

このビフォー&アフターが気持ちいいんだよね


主婦:
邪魔になるモノがないから、心理的にアップする、やってやろうって気になる

井田さんの母親も最近、家事をやりにくくなっているなと感じて工夫を考えた
例:ごみ袋を小さくして、こまめに出す


<FAX>

「家事が好きな人の能力が衰えたらという話だが、もともと家事が好きじゃない場合、どこで分かりますか?」

専門家:
今回は分かりやすい例を取り上げたが、お仕事をされている人なら、その動作が難しくなってきたとか
趣味の動作など、いろんなことで以前とは違って疲れやすいなどの点を見るとよい

「男性が定年退職などで生活不活発病になることはない?」

専門家:
生活不活発病の大きな原因は「することがなくなる」こと 定年なんてまさにそう

ヤナギー:定年になったら、やりたいこといっぱいある

専門家:そういう人はいい

「40代後半ですが、最近の私がそうです」「これがただのグータラなのか分からない」

専門家:
何歳でもなる 小さなお子さんでもなる(やっぱり?
やっと歩き始めた子どもが病気などして動かなくなると、子どもの寝たきりになったりする
ただし、高齢者ほどなりやすく、一度なると改善しにくいから改善しましょうということ

なぜグータラに一見みえるのか、なぜやらなくなったのか、やろうとしないのかを分析してほしい


 

専門家:
年齢を重ねるということが、どうしてもネガティヴなイメージを持ちがちだが、
実は経験をたくさん重ねていて、それを発揮していただくためには
予防・改善できるので「生活不活発病」などになってはいられないと考えていただきたい

ただ、特別な運動をしなければいけないとかと思うのは間違い
やりたいこと、楽しいことを見つけて、自然と体も頭も動かすこと
本人、家族、社会全体で工夫できればいいなと思う




瀬田アナ:
今回、敢えて家事にした理由は、キヨさんが料理好きだったから注目したが
大事なのは、好きなことをやる回数が減ったというのがポイントになる

 

専門家:
今日は、体の動きが悪くなったという例を取り上げたが
「生活不活発病」になることで、全身の機能が低下するので心への影響もある
一見、認知症の症状が出たり、うつ的な傾向が見られたりすることがある

逆に、認知症やうつ病になって、「生活不活発病」が重なることもある
「生活不活発病」は改善・予防ができるので、認知症やうつ病の症状が軽減されることにもつながる