■『ツレがうつになりまして』(2011)
原作:細川貂々 監督:佐々部清
出演:宮あおい、堺雅人、津田寛治、大杉漣、余貴美子 ほか
最近気になる俳優・堺雅人さんが主演作ってことで観てみた。
ネプの原田泰造さん主演でドラマ化されたのが最初なのか。
まだまだ偏見のある病気のことを具体的に分かりやすく描かれている。
原作も読んでみたいな。
▼story
ネクタイを月曜から金曜まで決めていたり、毎日のお弁当をキチっと作ったり、
とにかく几帳面な夫・崎幹夫と、売れない漫画家の晴子。
夫の会社は経営難でリストラがあったせいで、社員の負担が大きい外資系IT企業。
お客様係り担当でストレスも大きい
そんな中、次第に食欲がなくなり、睡眠不足が重なり、
頭痛、肩凝り、背中の痛み、性欲減退、味覚障害などが現れる幹夫。
そして、ある日、「死にたい」ともらし、心療内科に行くとうつ病と診断された。
ルボックスなどの薬物治療が始まり、元の生活に戻るまで半年から1年はかかると言われる。
晴子は本やネットなどで情報を集め、「セロトニンの減少が原因」と知り、
卵、バナナ
、納豆、野菜、牛乳
などバランスのよい食事を心がけ、
仕事を辞めて、とにかく休養が肝心とすすめながらも、「ガンバラないこと」を誓う。
治療には薬物療法・心理療法・環境調整療法の3つがあるのか。
てか、こんな親切な心理内科の医者がいるのか???
日記
を書くことを勧めたり、認知行動療法も出てきたり。
あの混んだ通勤電車に毎日乗ることも大きな原因だと思うな


ちゃんと仕事の引継ぎまでやってから辞めたのも偉すぎ
その前に過労で亡くなってしまう人だっているのに、最後まで病人に負担をかける上司も無知なんだな
仕事が原因だと思われても、証明が出来ないばっかりに、
散々働いた会社からはとくに労災もなく、ただ失業保険が下りるだけってゆうのも納得いかない。
晴子の両親の距離感がちょうどいいのに比べて、
幹夫の兄は「家族のためなら頑張れるよ!」ってゆってたのも注目。
「うつになった原因じゃなくて、意味はなにか?」
「辛かったら頑張らなくてもいい。そのままでいい」
「妻のためじゃなくて、自分のために治りたい」
「太陽の光
と関係があるようだ。雨
が続くと体調を崩す」
「電車・携帯電話はダメ
」
「病気は恥ずかしくなんかない。自分が生きていることを誇りに思える」
「“あとで”、がキーワード。
“あ”は焦らない。焦らせない。
“と”は特別扱いをしない。
“で”は出来ることと、出来ないことを見分けよう」
「本当の自分に会うための一番いい方法」
たくさんいい言葉が入っていて、そのどれも共感できた。
でも、マスコミ業界の男性もうつになって、「実用書なら気楽だからね」って言ってたのは、どうかな?
わたしの母からの手紙
に「早く前の自分に戻れるといいね」と書いてあったのを読んで、
むしろ、前の自分はムリをしていて、今の自分が正直な姿に近い気がする。
そうゆう小さな何気ない誤解や、すれ違いも、たくさん積み重なっていたんだな。
誰かを喜ばせたい、褒められたい、期待に応えたい、そんな理想や押し付けじゃなくて、
まず自分が喜ぶこと。
その基本があった上で、人を喜ばせるエネルギーが湧く、ていう順番。
自己肯定が最初からある人には、なかなか分からないと思うけど。
自分でも知らなかった、自分の性質を知るきっかけを与えられたのかもしれない。
原作:細川貂々 監督:佐々部清
出演:宮あおい、堺雅人、津田寛治、大杉漣、余貴美子 ほか
最近気になる俳優・堺雅人さんが主演作ってことで観てみた。
ネプの原田泰造さん主演でドラマ化されたのが最初なのか。
まだまだ偏見のある病気のことを具体的に分かりやすく描かれている。
原作も読んでみたいな。
▼story
ネクタイを月曜から金曜まで決めていたり、毎日のお弁当をキチっと作ったり、
とにかく几帳面な夫・崎幹夫と、売れない漫画家の晴子。
夫の会社は経営難でリストラがあったせいで、社員の負担が大きい外資系IT企業。
お客様係り担当でストレスも大きい

そんな中、次第に食欲がなくなり、睡眠不足が重なり、
頭痛、肩凝り、背中の痛み、性欲減退、味覚障害などが現れる幹夫。
そして、ある日、「死にたい」ともらし、心療内科に行くとうつ病と診断された。
ルボックスなどの薬物治療が始まり、元の生活に戻るまで半年から1年はかかると言われる。
晴子は本やネットなどで情報を集め、「セロトニンの減少が原因」と知り、
卵、バナナ


仕事を辞めて、とにかく休養が肝心とすすめながらも、「ガンバラないこと」を誓う。
治療には薬物療法・心理療法・環境調整療法の3つがあるのか。
てか、こんな親切な心理内科の医者がいるのか???
日記


あの混んだ通勤電車に毎日乗ることも大きな原因だと思うな



ちゃんと仕事の引継ぎまでやってから辞めたのも偉すぎ

その前に過労で亡くなってしまう人だっているのに、最後まで病人に負担をかける上司も無知なんだな

仕事が原因だと思われても、証明が出来ないばっかりに、
散々働いた会社からはとくに労災もなく、ただ失業保険が下りるだけってゆうのも納得いかない。
晴子の両親の距離感がちょうどいいのに比べて、
幹夫の兄は「家族のためなら頑張れるよ!」ってゆってたのも注目。
「うつになった原因じゃなくて、意味はなにか?」
「辛かったら頑張らなくてもいい。そのままでいい」
「妻のためじゃなくて、自分のために治りたい」
「太陽の光


「電車・携帯電話はダメ

「病気は恥ずかしくなんかない。自分が生きていることを誇りに思える」
「“あとで”、がキーワード。
“あ”は焦らない。焦らせない。
“と”は特別扱いをしない。
“で”は出来ることと、出来ないことを見分けよう」
「本当の自分に会うための一番いい方法」
たくさんいい言葉が入っていて、そのどれも共感できた。
でも、マスコミ業界の男性もうつになって、「実用書なら気楽だからね」って言ってたのは、どうかな?

わたしの母からの手紙

むしろ、前の自分はムリをしていて、今の自分が正直な姿に近い気がする。
そうゆう小さな何気ない誤解や、すれ違いも、たくさん積み重なっていたんだな。
誰かを喜ばせたい、褒められたい、期待に応えたい、そんな理想や押し付けじゃなくて、
まず自分が喜ぶこと。
その基本があった上で、人を喜ばせるエネルギーが湧く、ていう順番。
自己肯定が最初からある人には、なかなか分からないと思うけど。
自分でも知らなかった、自分の性質を知るきっかけを与えられたのかもしれない。