素振りブログ。

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先の展開に興味津々

2014年07月25日 19時01分34秒 | 日記
サンデーで連載中の漫画「何もないけど空は青い」

今週号ラストのシチュ。
(秩序が崩壊した世界で大人数のならず者襲撃者。彼らが狙うは主人公たちが持っている食料。そして、前に一回泥棒に入った際、殴り倒され追い返された恨みがあるため、主人公たちの命も所望)
この状況、普通に考えますと、選択肢は3つ。

1)襲撃者と戦う。

2)襲撃者に作物を分け与える。

3)耕作地を放棄し、新天地を目指す。

1)の場合、問題は相手がチンピラだってことですわな。
連中は、「ビビらされた」「ねじ伏せられた」「見下された」ってことを何より嫌うからね。
中国風に言いますと、面子。

加えて、計算できないのは折り紙つき。

やり返してねじ伏せるのは高くつく相手だ。
だったらこれ以上怪我する前に別の標的探そうか、という論理思考はあまりできなさそう。

だからまあ、1)を選ぶ場合は今度は皆殺しにして、その死体をバラバラにして晒し者にするか。
アホでも結果が理解できるくらい、人数をどっかからかき集めてくるか。

どっちかしか無いですよね。

ただ、皆殺しは主人公のポリシーを投げ捨てることになってしまうし。
(その前に、それを達成すること自体が至難の業)

人数集めるにしても、アテが無い。
他の村人、みんなビビっちゃってるもんなぁ。

ああ、皆殺しルートのおまけで「死体を晒し者にする」って書いたのは、警告のためですわ。
あいつらとは縁も縁も無い他の襲撃者に向けての。

ここを襲って失敗したら、こんな惨たらしい最期を迎えることになるよ、という。
戦うことがイッパイイッパイなんだから、少しでも敵の気持ちを萎えさせないと。

……書いてて思ったんですが、ヨーロッパの有名な領主のヴラド公。
ええ。串刺し公で有名なあのヒトです。(ドラキュラのモデル)

結構理に適ってたのかもしんないですね。彼の所業。
自分の国を守る、という意味では。


で、選択肢2)(話題転換)

これは論外ですねぇ。
会社組織に入って、普通に社員教育受けたなら多分習うと思うんですが。

反社会勢力に成果を与えるのはご法度なんですよね。

なーんでか?

A.味をしめてまた来るから。

これまでも何度か同じこと言いましたけど。これね、常識なのね。
ちょっとくらい作物を分けてやればよかったんだ!ってビビってる村人のオジサンが青くなってましたけど。

それをやったら最後、遠くない未来にあんたも食い詰め人に仲間入りよ?

だとしたら、選択肢3)

これが現実的になるんですかねー。
持てるだけの食料と、野菜の種を持って、どっか別の土地に逃げてしまうの。
1)も2)もダメなんだから。

まあ、もっと早くに動くべきだったんですけどね。
この選択肢。

襲撃者がすぐそこまで来ている状況で、今更遅いよなぁ。


……まぁ、真面目に予想するとですね。
主人公の仁吉が、この事件の前に食べ物を分けてあげた親子連れが、援軍を呼んでくるとか。

そういうの、あるかなぁ?と期待しているんですが。
(見返りを求めない彼の善意が、窮地を救うことになったとか、燃えるじゃないですか)