朝日俳壇、稲畑汀子先生の第一選で入選した。選評もとてもありがたいものだった。 2010-06-12 08:58:20 | 日記 ●女専車の終わりし香り梅雨湿り ○青梅を握りて摘めば枝撥ねる ●棕櫚の花重きを支う網の幹 ○たまゆらの恋の来るや月下美人 ●押し合いし卯の花蝶の割って入る ○ゆすらうめ一粒の実に一枝賭け ●苺食む幼子の歯は真つ赤なり