8月27日の朝日俳壇に「シャツの跡着て少年は泳ぎをり」が入選した。(大串 章選。)嬉しい! 2012-08-31 09:57:13 | 日記 ○新蕎麦の墨書のうましビルの店 ●とりあえずビール一杯初蟋蟀 ○秋や立つ伸び早まりし爪を切る ●秋気澄むすっぽり剥けし茹卵 ○大西日上弦の月赤み帯ぶ ●西瓜切る割り口二つ上を向く ○蝶の影片陰に入りて消えにけり
毎日猛暑が続く。植木の水遣りが忙しい。亀の水替えが大変。そして、ビールが旨すぎる。 2012-08-24 09:40:17 | 日記 ●片陰の間を歩く我影や ○いなびかり亀どたどたと池に入る ●外反の足過ぎりたりプール際 ○おちこちに鳴き尽くしたる蝉骸 ●引力に胡瓜勝たる曲りかな ○放物線描くボールや秋気澄む ●秋や立つ亀じつくりと甲羅干す
油蝉やみんみん蝉は鳴いているが、にいにい蝉の声は聴けない。最初に鳴きだすのに・・・。なんか不思議! 2012-08-17 10:02:01 | 日記 ●高き天目指し回るやサインポール ○花穂割れて葯揺らぎをり稲の花 ●柚子坊や葉を食べ尽くし明日は明日 ○朝顔のつる左巻きつぼみ右 ●稲の香や黄金の波に乗りてくる ○朝顔の蕾解れて今日の花 ●秋めくや入道雲の上に雲
立秋が過ぎた途端、朝夕の風が涼しくなった。季節は確実に進んでいる。まだ蟋蟀は鳴かないが・・・。 2012-08-10 10:10:40 | 日記 ●秋の蛇丸みの少し増しにけり ○地に落ちし蝉を掴めば鳴き騒ぐ ●手花火の玉の落ちれば闇の来る ○口笛の音の擦れる炎暑かな ●鈴虫の鳴き声溢す大樹かな ○雲の峰天覆うやう膨らみぬ ●草の穂や中流どもの屋敷跡
雨が降らない。暑さで花たちが弱っているので水遣りに努力しているが、数が多く大変! 2012-08-03 10:16:53 | 日記 ●特売の西瓜の縞の騒がしく ○腰空蜻蛉腹離れぬよう飛びにけり ●父の日に厄介な酒届きけり ○シャツの跡白き少年泳ぎをり ●紅蜀葵一日花は大と咲く ○にいにい蝉幹に溶け込み鳴きにけり ●尾繋オリンピックのD難度