新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

ペレが18日に冬眠に入った。例年20日頃だから今年も胎内時計が正しく働いたようだ。

2011-11-25 10:23:54 | 日記



     ●柚子の黄や葉の前に出て眩しけり

     ○朴落葉そり返る音聞えをり

     ●命日や育てし菊花供えたり

     ○枯菊や束ね軽さに驚きぬ

     ●根深汁陶磁器の白いただきぬ

     ○枝すべて空に晒すや枯欅

     ●短日やベンチを移る忙しさ

NHK「俳句王国」で放送された句の色紙が送られてきた。とても嬉しい記念品だ!

2011-11-18 09:42:33 | 日記
 

    冬の植物七句


    ●茶の花や葉にあるなしの蕊の金

    ○山茶花や散りて大地にまた咲きぬ

    ●花柊葉に埋もれずに咲きにけり

    ○花八手葉に埋もれぬと弾け咲く

    ●静かさや止まりて踏まず朴落葉

    ○枯れ切れず艶の増したる柿落葉
   
    ●菊の香や花色連れて流れくる

立冬も過ぎた。とたんに冷たい雨が降る。亀の冬眠も近い。例年11月20日辺りだ。

2011-11-11 10:12:54 | 日記


    ●IDカード行き交う昼や四温の日

    ○全集の一巻欠けし秋の宵

    ●秋高し葉の間から枇杷香降る

    ○亀冬眠甲羅はみだす腿の肉

    ●秋深し出版饅頭求めけり

    ○留守電のメッセージ消す秋の夜

    ●秋冷やまた新聞にいぼころり


立冬も過ぎた。とたんに冷たい雨が降る。亀の冬眠も近い。例年11月20日辺りだ。

2011-11-11 10:12:54 | 日記


    ●IDカード行き交う昼や四温の日

    ○全集の一巻欠けし秋の宵

    ●秋高し葉の間から枇杷香降る

    ○亀冬眠甲羅はみだす腿の肉

    ●秋深し出版饅頭求めけり

    ○留守電のメッセージ消す秋の夜

    ●秋冷やまた新聞にいぼころり


10月31日の「俳句王国」で拙句が入選句として放送された。映った色紙が送られてくる。宝にしよう!

2011-11-04 10:08:30 | 日記


     ○陽だまりの真中に香り枇杷の花

     ●やや寒しロートレックに会う丸の内

     ○秋うららポルシェの残すエンジン音

     ●茎を見て人参選ぶ俄か主夫

     ○猫跳ねる道の真ん中熟柿落つ

     ●インディアンサマーの包む群馬県

     ○積み上げし林檎に蔓の林立す


    ☆秋の亀沈まぬやうに泳ぎけり>>>朝日俳壇11月7日入選句(長谷川櫂先生選)