二階のフラワーボックスのゼラニュームの赤い花が春を知らせる。太陽の恵みに感謝。 2010-01-30 10:08:39 | 日記 ●崩されし武甲山見ゆ仏の座 ○七草の粥の緑やささめけり ●幼子の瞳に菫映りたる ○風止みし関東平野寒明ける ●新年会輩の声は変わらずや ○一夜明け淑気の満つる夫婦かな ●紅梅や陽に浸されて咲き初めぬ
大寒が過ぎた。でも紅梅がほころび、桜草が咲きだした。花は、春の近づくの知っている。 2010-01-23 10:02:29 | 日記 ●笹鳴きや枝の迷路を抜けて行く ○初笑い厨と厠詠み違え ●起き抜けの雑炊作りてんてこまい ○初雀囀り枝よりはみ出しぬ ●健康の秘訣は妻の根深汁 ○箱根下り大腿筋の盛り上がり ●老犬の鼻光おり四温かな
ベランダの桜草が葉の間から花芽を覘かせている。ピンクが愛らしい。もう花の季節も近い。 2010-01-16 09:35:11 | 日記 ●冬欅見てみよ全て晒しおり ○冬茜一番に好きな紫富士 ●初鴉わが家見下ろし鳴きてをり ○葱鮪食む白は野生を忘れさす ●侘助や門辺に立ちて客を待つ ○つくずくと妻の輝く正月や ●蝋梅香部屋に満ちたり白昼夢 ★枇杷の花坂を下れば母の家 「NHK 俳句実作」鈴木まゆ先生A評価句
新年を迎えて晴天が続く。金柑の実を食べに小鳥達がやってくる。特にめじろ夫婦が愛らしい。 2010-01-09 10:13:35 | 日記 ●蝋梅の香り玄関に飾りたり ○日向ぼこ猫一瞥もなかりけり ●間道を行けば笹子の迎え来る ○さやけしや侘助妻の手の高さ ●いちばんの綺麗を見たり初茜 ○初春やポルシェに残る指印 ●鵯のあつけらかんと赤実食む
年が開けた。俳句の奥深さを知るようになったこの頃、新鮮な感覚を持ち続けたい。 2010-01-02 10:40:31 | 日記 ●日溜りに侘助はんなり咲きにけり ○おほどかに初富士裾を拡げをり ●大晦日妻風呂に入る音温し ○冬欅身の潔白を晒したり ●空き地にも七草育てる日差し射す ○浮寝鳥水輪重ねて流れをり ●冬至かな無為という時過ごしをり