天気予報に傘マークが続くようになった。梅雨が近いという事か。紫陽花の蕾が急ピッチで膨らむ。 2011-05-26 10:20:50 | 日記 ●青梅や露の千切れて落ちにけり ○雀の鉄砲花引き抜きて吹きにけり ●黄緑の紋浮き出でし梅雨の亀 ○五月闇猫のひとみに射られけり ●被災地のニュースで鳴くや雀の子 ○地に落ちて咲くを知らせる柿の花 ●あげはちよう心電図のごと飛びにけり ☆鵯たちが連翹の黄を啄ばめる>>>NHK学園俳句実習 勝俣比とし先生B評価句
一ヶ月前手入れをした松に枯れ葉が目立つ。やりすぎたか?と心配だが新芽が出ている。大丈夫。 2011-05-19 23:23:03 | 日記 ●余震くる親烏首かしげをり ○てんとむし羽音が先に飛び立ちぬ ●芥子の花揺れる所に子犬をり ○夏つばめ大河の上でひるがえり ●勿忘草ときめきし日々有りにけり ○気が付けば花の繚乱ひめじおん ●刻々と影を移すや時計草 ☆余震くる眠れぬ夜の猫の恋>>>NHK学園「俳句実作」 勝俣比とし先生A評価句
花を詳細に見ると、みな高貴だ。著莪の花は紫の斑が何とも神秘的。神が作った花だ! 2011-05-12 10:37:42 | 日記 ●著莪の花白片といえ紫のほのか ○蛇苺フォンテヌブロ派姉妹かな ●クレマチス散らないほどに揺れにけり ○桐の花四方八方散りにけり ●卯の花やHキーボード汚れをり ○チューリップ母子手帳見る娘かな ●蚕豆や一部屋空けて実りたり
浮き石を鉢に寄せて、鉢の上に登る我が家の亀。何と道具を使う動物なのです! 2011-05-06 10:21:22 | 日記 ●捩子花や蟻の子出でて消えにけり ○ありなしの緑纏いぬ柿若葉 ●踏まれたる明日咲き立つ花車前草 ○触れたらば感電するや鉄線花 ●さきたまに海無けれども浦島草 ○まつすぐ来墓石飛び越す初の蝶 ●巣立ち鳥開きし口に黄筋有り