クリスマスといっても夫婦二人。ケーキも無いささやかな夜だった。ただ、この年までの健康に感謝! 2009-12-26 10:48:06 | 日記 ●木枯しや女医の一言薬なり ○煤払い同じ文庫が二冊出で ●降りおりる日矢に群がる寒雀 ○平林寺朴の葉落ちて驚きぬ ●あるなしの風の日もあり帰り花 ○短日や走り根跨ぎ歩みたり ●変哲の無き人生か妻の胼
大掃除が終わった。狭い家の割りに窓が多いので窓拭きとサッシ洗いが大変だったが、部屋中が明るくなった。 2009-12-19 09:49:26 | 日記 ●我が十指煤払い確とやり遂げる ○冬座敷日の移り行く速さかな ●いっぱっしの主張あるらし寒鴉 ○許すとは口噤むこと冬の夕 ●旅人のごとく落葉はさまよいし ○短日や井戸端会議忙しき ●たわいない夫婦喧嘩す冬夕焼け
冬の日が穏やかな町。人の気配がしない。子どもが巣立ち、年寄りが残った。ますます高齢の町になる。 2009-12-12 10:07:36 | 日記 ●冬木の芽日の当たりなば膨らみぬ ○冬の景一番美し影の富士 ●寒鴉飛び立ち幹は揺れにけり ○茶の花や葉陰より出ず角隠し ●焼き芋や香りも食しほつほつほ ○冬夕焼け夕ずつ既に輝きぬ ●枯れ木立つ間にわれの影入る
十二月がどんどん進んでいく。大掃除、賀状書き等やることは進まない。なんとも大変な毎日だ。 2009-12-05 09:30:51 | 日記 ●朴落葉煎餅ごとくさやぎけり ○髪染める日当たる垣の忘れ花 ●冬凪や大三角の真中立つ ○八つ手花青空向けてぱっぱっぱ ●茶の花や金襴蕊に角隠し ○ファーイト女生徒の声枯野を来 ●寒鴉電線蹴りて飛び立ちぬ