北京地下鉄は先頃廃車した最古参の地下鉄車両41両ををオークションにかけることにした。この車両は1973年に投入されたものである。
今回売り出される車両は全長19m、幅2.6m、高さ3.3mで重量は40tある。製造が70年代初めで、既に40年近くが経過している。車両設計時の使用寿命は12年だったため、現在まで苦労しながら使用、保存してきた。
各車両とも運転室を備え、緩衝器、制動、電気設備、ボギー台車など部品は稼働し、車内の座席や天井の通風機も破損がなくて、車体も錆の見分けがつかない程状態は良い。
北京地下は最初に電気機械等を外して回収しそれ以外を鉄屑にするつもりだった。しかし、車両廃車の情報が流れると多くの市民が興味を示し、そのまま再利用したいという希望が数多く寄せられた。繁華街でバーやレストランのインテリアとしたり、海や山で小屋にしたり、売店などへの活用が考えられている。
今回の「骨董」車両は来月はじめに北京市康泰オークション会社がオークションを行うが、値段は底値で5~6万元ということだ。
【北京日報】
今回売り出される車両は全長19m、幅2.6m、高さ3.3mで重量は40tある。製造が70年代初めで、既に40年近くが経過している。車両設計時の使用寿命は12年だったため、現在まで苦労しながら使用、保存してきた。
各車両とも運転室を備え、緩衝器、制動、電気設備、ボギー台車など部品は稼働し、車内の座席や天井の通風機も破損がなくて、車体も錆の見分けがつかない程状態は良い。
北京地下は最初に電気機械等を外して回収しそれ以外を鉄屑にするつもりだった。しかし、車両廃車の情報が流れると多くの市民が興味を示し、そのまま再利用したいという希望が数多く寄せられた。繁華街でバーやレストランのインテリアとしたり、海や山で小屋にしたり、売店などへの活用が考えられている。
今回の「骨董」車両は来月はじめに北京市康泰オークション会社がオークションを行うが、値段は底値で5~6万元ということだ。
【北京日報】