9月27日午前10時58分、瀋陽地下鉄1号線の開業式典が瀋陽経済技術開発区十三号街瀋陽地下鉄運営コントロールセンターで行なわれ、遼寧省委員書記で人民代表大会常務委員会主任の王氏が開業宣言を行なった
瀋陽地下鉄1号線は瀋陽史上、規模の最も大きい都市建設工事で、同様に東北地区に建設された初の地下鉄である。瀋陽地下鉄1号線は全長27.8kmで、キロ当たりの建設費は3.8億元、200以上の企業と、数万人の地下鉄建設労働者によって4年あまりで完成させた。同線は市内を東西に地下で貫き、22の駅が設けられており、これにより鉄西広場、瀋陽駅、太原街、中街、東中街などの商業地区が結ばれることになる。また、瀋陽地下鉄1号線は地下鉄の建設では初めて試験区間を建設することなく工事を行ない、計画から設計、建設期間をオ短縮することで、キロ当たりの建設費を全国最低にすることができた。地下鉄1号線の完成により瀋陽は北京、上海、広州、天津、深圳、南京に次いで全国第7番目の地下鉄都市となった(同日に成都にも地下鉄が完成)。
瀋陽地下鉄は9月27日~10月7日間で招待券による運行を行い、10月8日から一般に切符が発売される。
【 瀋陽日報 】
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新潮社「日本鉄道旅行地図帳・歴史編 満洲樺太」のP20・P42には、3路線が計画されていて、1940年に大阪市(電気局・現在の交通局)が計画が受注したそうです。(当時大阪市は地下鉄(現・御堂筋線)を開業しており、標準軌・DC750V第三軌条を想定していたそうです。
大阪市電気局は新京(現・長春)の地下鉄計画も立案していたとか。