中鉄大全情報版(博客)

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上海初の近代的路面電車が運行を開始

2010年01月02日 | 地下鉄・軌道交通情報(11番線)
 上海初の近代的路面電車2009年12月31日、浦東新区の張江ハイテクエリアで運転を開始し、上海に46年ぶりに路面電車が復活した。
 上海は国内で最も早く路面電車が運転された都市の一つで、100年以上前には外灘地区で路面電車が運転され、その走る際に鳴る「チンチン」という音が古い上海の思い出となっている。しかし、モータリゼーションの変化により路面電車は縮小され、1963年8月15日、上海南京路で運転されていたのを最後に廃止されてしまった。
 今回張江園区内に開通した路面電車は上海初の近代的路面電車路線で、路線全長は9.2km、15駅が設けられている。8編成が投入され、毎日17時間15分営業される。運賃は全線2元、運転感覚10~20分間隔となっている。上海地下鉄2号線との乗り換えも便利になっている。
 上海張江路面電車は単線のガイドレール、ゴム車輪を駆動させる方式が採用されている。この方式を採用することにより。方向転換、登坂力が向上し、低騒音、排気無し、乗り降りも便利となっている。地下鉄、都市軌道交通に比べ、建設コストなども低く抑えることができる。
 昔の路面電車と違い、上海張江園区の路面電車は最高時速が70km/hでの運転が可能で、実際の運行速度は50km/hとなっている。3両1編成のでんしゃには167人が乗車可能で1時間あたりの輸送能力は0.5~3万人まで可能となり、120万平方キロの張江園区内の輸送力緩和に貢献できるものと期待されている。

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