北京地下鉄で暖房の使用始まる

　10月26日、北京地下鉄は運行する列車の暖房しようを開始した。今後、その日の気温に応じて運転手が暖房装置を調節することになる。
　同日午前、地下鉄を利用している乗客の多くが車内が暖かくなっていることに気づいた。地下鉄内の暖房の使用が開始されたからである。北京地下鉄の関係者によると、ここ数年の車両更新により1号線、2号線、そして新たに開業した10号線、8号線の車両には暖房設備が装備されているため、今年が初めての使用となった。
　ここ数日の気温の低下で、地下鉄の運転手は当日気温情況に基づいて車内暖房を使用することが出来るようになった。ただ、現在はまだ明確な冬季の車内温度設定標準がない。始発列車などは車内の気温が低いため暖房を使用するが、昼間は気温の上昇により乗客が蒸し暑さを感じないように通風で対応するようにしているという。
　　北京地下鉄では夏季の車内温度については２４℃に設定することになっているが、冬季の室温については今後決定するとしている。

【網易】