Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

山崎拓氏、船舶検査に否定的見方

2006-10-16 | 拉致・北朝鮮問題
「北朝鮮が暴発も」山崎拓氏、船舶検査に否定的見方
2006年10月15日(日)00:28

  自民党の山崎拓・前副総裁は14日、鹿児島市で講演し、北朝鮮の核実験実施表明を受けた船舶検査について、「北朝鮮は臨検(船舶検査)を宣戦布告と見なし、暴発する可能性がある。暴発した時は日本にも相当な被害が出る」と否定的な見方を示した。


 「暴発する可能性」というのは常にあるわけで、こちらがおとなしくしていれば、暴発する可能性がゼロになるわけでもないのですが・・・。

 恐怖によって、相手を意のままに操ろうとしようとする考えがテロリズムであり、北朝鮮が日本に用いている外交戦略の柱の一つです。

 「相手を刺激すると暴発するぞ。暴発したら、えらい事になるぞ。」というような言説は、「テロに屈するな」というテロに対する際の基本姿勢に反するものです。

 こういう不安を煽るような言説をもてあそぶ人物は、本人が自覚していようが、していまいが、結局のところ、北朝鮮の提灯持ちに堕しているのです。

 「北朝鮮のご機嫌を取って、制裁を止め、北朝鮮の好き勝手にさせ、相手の求めるままに資金や物資を与えるような」宥和策をとれば、一時的には暴発の可能性は下がるけれど、長期的に見れば、その事により、事態は益々悪化するだけという事を認識することが大事です。

 「相手を刺激すると暴発するぞ。暴発したら、えらい事になるぞ。」というのは、小泉信者も、ずっと主張していましたが、「相手を刺激」(=経済制裁)しない事で、北朝鮮の暴発の可能性というものが少しでも減少したのでしょうか。むしろ、北朝鮮のミサイルや核の性能を向上させる時間を与え、暴発の際の危険性を増大させただけじゃないんですか。


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