鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

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花粉症と枯草熱

2015年03月02日 | 日記
 少し古い本には花粉症というのは出ていません、まあそうでしょうね、それほど昔からある病気じゃないでしょうね。
 
 深谷伊三郎の著書の中に「枯草熱」というのがあります。
 症状は「目の充血、くしゃみ、偏頭痛」
 治療は「上星、大椎,裏内庭」
 このへんが花粉症に似ています。もちろんアレルギー性鼻炎もそうでしょうね。
 冬に冷えに傷られ、春になって発病するのを「温病」という、というのもあるけどちょっと違うかな?
 この「枯草熱」というのが近い感じがします。

 「私、どうも枯草熱らしいんですよ、グスグス・・・」なんて、あまり聞きませんけど。

 では、何年ほど前から花粉症っていう名前が使われるようになったんだろう。

 ちょっと調べてみると、1963年に花粉症が発見されて、発表されたのが翌年の東京オリンピックの年だそうです。
 以来増え続けて今日に至っているというわけで、よそ50年になるんですね。

 僕の記憶では、1975年頃に都心の飲み屋で飲んでいる時に、サラリーマンの人たちにやたら花粉症だという人が多くいて、そういうものが流行っているんだなあという記憶があります。

 鼻をかみながら、涙を拭きながら、辛そうに酒を飲んでいる人達を見て気の毒に思いましたが、ありがたいことに自分にはその症状は全く出ません。
 何が違うんでしょうね?花粉を浴びたりする条件はみんな一緒ですから、個人的な違いが花粉症を引き起こすわけです。

 原因に食事をあげている人がいます、肉食が増えたり、食生活が豊かになったことが免疫力を強く過敏にしているという考えです。
 食事というのは関係ないとは言い切れませんが、栄養が豊かになると免疫が上がるというのは違うような気がします。
 僕は食べる量を減らしたほうが免疫力は上がると思っています。

 治療をしていて思うのは、花粉症がひどくなる原因は、免疫力が低下してる時(疲れているとき)です。
 原因は、睡眠不足、食べ過ぎ。(これを、東洋医学的に「飲食、労倦」といいます。)

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