鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

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身体を温めるもの

2015年02月27日 | 日記
 体を温めていれば健康に間違いなし、免疫も高まり病気の心配もない。という本が出回っています。
 「私、平熱が低いの、だからちょっと熱が出るともうダメなの。」というのは違いますね。

 人の平熱は36.5度~37度だそうです。ですから健康を保つには常に平熱を保つことが大事です。
 商売柄、人に体温を聞くことが多いですが、みなさん総じて体温が低いようです。ひどい人は35度くらいしかないのですね。
 35度で威張っていたらいけません、これは平熱が低いのじゃなくて、低体温なのです。
 病気の入口にいるくらいの危機感を持たねばいけません。こういうタイプの人はアレルギーや自己免疫疾患にも弱いのではないかなとも思われます。

 体を暖かく保つにはどうしたらいいでしょうか?
 最近の本を見ると、生姜がいいとか、常に首を暖めろとか書いてありますが、実際は生姜を食べてもその時だけじゃないの?という気もしますが。

ここに、「医道日用綱目」という本があります。


こう書いてあります。「生姜 温なり、毒なし。風寒を除き、えづきを止め、咳を治し、痰を去り、胃を開き、毒を消す。」
 なるほど、風邪をひいて食欲がないときに効きそうなことが書いてあります。

 食べ物を「寒、冷、平、温、熱」と分けてありますので、分かりやすいです。
この中に、大熱なりというのが1つだけあります.読めますか?酒なんですけど。

 冷えている時に少量なら薬になるんでしょうね。

 食べ物で体を温めるのもいいですが、本来はその時期に旬のものを食べていればその時期にはあっていると思われます。

 
                     つづく。
 

 鎌田はりきゅう整骨院


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