鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

夜間頻尿で困ってる人に。

2013年05月09日 | 日記

「夜中に7回も8回もおしっこに起きる。」

「1時間おきに小便で目が覚めて、寝た気がしない。」

「頻尿のお薬を飲んでいるのによくならない。」

「薬局で買った薬も大した効果がない。」等など。

「糖尿病でしょうか?」「前立腺の検査で引っかかったからかなあ?」

夜間頻尿で苦しんでいる人も多いようだ。

「先生、お灸でなんとかなりませんか。」「鍼でおしっこが遠くなるツボはないんですか。」

「ありますよ。」

 

1時間おきとか、一晩に7回も8回もおしっこに起きていたら寝る暇もないですから深刻な問題ですよね。

確かに、膀胱炎のツボや前立腺のツボ、おしっこがちょっと遠くなるツボなどが鍼灸にはあります。

でも、お金を払って、治療をする前にちょっと考えてみてください。

あなたは水分を取りすぎていませんか?

健康法には、1日生活している以外に2リットル以上の水を飲めというような、水分を大量に取ることをすすめるような健康法がありますが、これは万人向けとは言い難いと思います。

この健康法が体に合っている人もいると思います、でもあなたが冷えやすい、とか虚弱であるとか・・・虚実で言うなら多少でも虚証のタイプなら、この健康法は間違いだと思います。

人の体温、平熱は36.5度~37度です。早朝目覚めた時に寝床の中で測ってみてください。この時に平熱に届かない人は水をどんどん減らしてみてください、体格や体質にもよりますが、1日の水分摂取は、食事の味噌汁やスープも含めて5合位で収めると、数日で36,5度になります。

そして、おしっこの回数は1日4~5回で済むはずです。もちろん夜はおしっこで起きることはありません。

体温上昇とともに免疫力も上昇しますから、余計な薬もいらなくなります。

以前来院されたかたは1晩に8回のおしっこで起きるといいます、「何とかしてください。」と。

ご高齢ですので、薬を大量にもらって飲んでいました。それを飲む水の量だけでもかなりの量になります。それ以外に食事中や人との付き合いにお茶を飲みコーヒーを飲みと、かなりの量を飲んでいました。

「まず、薬がやめられないなら、今までの量の3分の1の水の量で飲むように。食事の時のお茶はやめる事。人が来た時のお茶はせいぜい1杯にして、お代わりは飲まないこと。」を決めました。

数日後に来院した時に「先生、あの日から夜のおしっこは1回になりました。いやあ、1回しか起きないっていうのは楽ですね~。」

そりゃあ、1晩に8回も起きていたのからくらべればずいぶん楽になったでしょう。でもまだ頻尿が治ったわけではありません。

夜に1回でもおしっこで目が覚めるようなら、それはまだ、夜間頻尿ですよ。



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