鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

膝関節の鍼灸治療

2015年03月17日 | 日記
 膝関節痛も鍼灸治療院では取り扱いの多い疾患であります。そして、かなりしぶとい、疾患だと思います、というより、かなり悪化してから治療に来るということでしょうか。

 膝に痛みが走ってから、まず、お医者さんに行きます。
「ヒアルロン酸を打っておきましょう。」チクリと注射。

「注射打ったときは調子いいのよ~。」何回かやってるうちに、「効かないわね。」

 やがて、膝が丸みを帯びて赤く腫れてくる、このくらいになるともう歩いても階段の上り下りも、立ったり座ったりも痛くて出来なくなります。

 たまに医者に行くと今度はヒアルロン酸注射じゃなくて、注射針で溜まった水を抜く作業が始まります。
 抜いてもらうとその場は痛みがすっと引いて、もう治っちゃったみたいに軽くなるわけです。

 でも、家に帰り着くろには、痛みも返って来たりします。

 「そろそろ、鍼や灸の治療かなあ。」と絶望感とともに考えるわけです。

 これを治療する立場から言いますと、膝の治療ほど「早期治療」がいいんですけどね。

 最初に階段の上り下りで、痛みを感じた時には「まあ、自然に治るだろう。」と考えます。

 ここで休養が取れると治ってしまうんでしょうけど、使い続けると痛みは慢性化していきます。体は、これ以上使い続けると、関節が壊れてしまうと感じて動きにストップをかけるべく、膝に水を貯めて固定(休ませる)しようとするわけです。

 しかしながら、足は毎日使わなくてはならないシロモノですから、水を抜いてでも使いまくるわけです。


   続く。

  鎌田はりきゅう整骨院

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