どこまで続く激安販売なaitendoでPL2303というUSBシリアル変換ICの取り扱いが始まっています。FT232RLみたいな用途に使います。
USB1.1しかサポートしていないので、速度は遅いですが、なんといっても200円という安さが魅力です。
サイズはFT232RLと同じSSOPの28ピンです。というか、主要なピンの配置は一致しているようです。ピンを比較してみました。
◎は機能が完全に一致。△は機能は違うけど、どうせオープンにするので気にしなくていいピン。×はFT232RLだとNCもしくはGPIOだけど、PL2303だと何かお手当てしてやらないといけないピンです。
秋月にSSOP(0.65mm)28pin変換基板があるんですが、なぜか2種類あります。通販コードP-01988とP-02614です。何が違うんでしょうね。P-01988の方はFT232RLの実績があるみたいです。ET-PCB-SSOP28の方はaitendoでも売っています(リンク)。
なんにせよ、安いのはいいことです。もっとも、ちゃんと使えるかどうか検証しないといけないですね。
200円というと、巷でうわさのPIC18F14K50と同じ値段ですね。どっちもUSBシリアル変換に使えるということだと似たようなものですが、PICの方はDIPなので変換基板がいらない分楽そうです。もっともPICは開発環境とかライターとかが別にいります。このチップとATMega168を使うと主要部品が500円(AVR 230円、PL2303 200円、変換基板 70円)のArduinoとかできちゃいそうです。
USB1.1しかサポートしていないので、速度は遅いですが、なんといっても200円という安さが魅力です。
サイズはFT232RLと同じSSOPの28ピンです。というか、主要なピンの配置は一致しているようです。ピンを比較してみました。
pin PL2303 FT232RL 1 TXD TXD ◎ 2 DTR_N DTR# ◎ 3 RTS_N RTS# ◎ 4 VDD_232 VCCIO ◎ 5 RXD RXD ◎ 6 RI_N RI# ◎ 7 GND GND ◎ 8 VDD NC × 9 DSR_N DSR# ◎ 10 DCD_N DCD# ◎ 11 CTS_N CTS# ◎ 12 SHTD_N CBUS4 △ オープンのまま(SHTD_Nは出力) 13 EE_CLK CBUS2 △ オープンのまま 14 EE_DATA CBUS3 △ オープンのまま 15 DP USBDP ◎ 16 DM USBDM ◎ 17 VDD_3V3 3V3OUT ◎ 18 GND_3V3 GND ◎ 19 RESET RESET# ? オープンのまま、極性はどっち? 20 VDD VCC ◎ 21 GND GND ◎ 22 TRI_MODE CBUS1 × HかLに固定しないといけない 23 LD_MODE CBUS0 × 220kΩでpull-up、pull-downしないといけない 24 VDD_PLL NC × 25 GND_PLL AGND ◎ 26 PLL_TEST TEST ◎ GNDに固定 27 OSCI OSCI ◎ 28 OSCO OSCO ◎
◎は機能が完全に一致。△は機能は違うけど、どうせオープンにするので気にしなくていいピン。×はFT232RLだとNCもしくはGPIOだけど、PL2303だと何かお手当てしてやらないといけないピンです。
秋月にSSOP(0.65mm)28pin変換基板があるんですが、なぜか2種類あります。通販コードP-01988とP-02614です。何が違うんでしょうね。P-01988の方はFT232RLの実績があるみたいです。ET-PCB-SSOP28の方はaitendoでも売っています(リンク)。
なんにせよ、安いのはいいことです。もっとも、ちゃんと使えるかどうか検証しないといけないですね。
200円というと、巷でうわさのPIC18F14K50と同じ値段ですね。どっちもUSBシリアル変換に使えるということだと似たようなものですが、PICの方はDIPなので変換基板がいらない分楽そうです。もっともPICは開発環境とかライターとかが別にいります。このチップとATMega168を使うと主要部品が500円(AVR 230円、PL2303 200円、変換基板 70円)のArduinoとかできちゃいそうです。
18F14K50をシリアル変換器として使い、mega8と組み合わせて水と油のarduinoにしてしまった人がいました。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA000177/html/Arduino400.html
ちなみに、鬼門はオートリセット機能だそうです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA000177/html/ArduinoA4CBC4A9C0EF.html#r8c46b81
オートリセットの件だけ何とかしてしまえば、18F14K50も結構行ける感じみたいです。
少し古い情報ですが、トラ技2005年9月号に「USB-シリアル変換アダプタの通信エラーの原因に迫る」と言うレポートに同チップの記述があります。
ドライバの問題が解決されていれば魅力があるのではないでしょうか。
ドライバはCOMポートになるので、ほとんど大丈夫みたいです。秋月のUSBシリアル変換ケーブルの中の石らしいです。
おお、既にやってる方がおられるんですね。senshuさんの所でよく見かけるirukaさんのホームページですね。
以前はドライバに問題があったんですね。情報ありがとうございます。
メーカーのページを見ると最新のドライバは2009/7/23の日付になっていました。さすがに、このくらい使われていると平気になってそうな気もします。
http://www.prolific.com.tw/jp/downloads.asp?ID=31