Sim's blog

電子工作はじめてみました

FT2232DモジュールにEEPROMを載せました

2009-07-18 01:17:51 | 電子工作
ジャンクNICからはずした部品、その後・・・の続きになります。

秋月のFT2232Dモジュールに未実装だったEEPROMを載せました。EEPROMはAT93C56で入手先はdigikeyです。前回はジャンクNIC基板からはずしたEEPROMを載せようとしましたが、たぶんはずすときにICを壊してしまって、うまく動きませんでした。今回は新品なので余裕で動きました。

digikeyから届いた部品たち


AT93C56のレール


はんだづけしました。

結構、ぎりぎりです。ジャンパーピンをはずし忘れて、先っぽを焦がしてしまいました(写真右)。

今回はインストールしませんでしたが、デバイスドライバーはFTDIのページからダウンロードできます。

FT2232Dの設定をEEPROMに書き込むにはMProg3.5というツールを使います。MProg3.5はFTDIのユーティリティのページからダウンロードできます。

FT2232Dを初めてPCに挿したときは、COMポートが2つ見えます。JTAGを使うには片方をD2XXに変えます。DesignWave誌の2008年6月号に載っている設定にしてみました。

MProg3.5の画面です(クリックすると拡大します)。


新規作成(Fileメニュー → New)をすると、Device Typeを選べるようになります。FT2232Dを選びます。Device Typeを選ぶと他の設定もできるようになります。設定が終わったらセーブします。セーブしないと書き込めないみたいです。EraseしてからProgramすることで書き込み完了です。

USBケーブルを抜いて、挿しなおすと、今度はCOMポートが1つに減っています。

MProg3.5でToolメニュー → Readとすると、EEPROMの内容を読み出してダンプしてくれます。00-ffの256バイトしか使っていないみたいです。AT93C46は128バイトなので00-7fです。その場合は設定のメモリが足りないですが平気なんでしょうか?今回使ったAT93C56は256バイトなので00-ffまでメモリがあります。特にProduct Descriptionがa0番地あたりにいるので、JTAGで使うときはAT93C46でなく、AT93C56またはAT93C66にした方がよさそうです。

前回駄目だったので、もしかして壊しちゃったかと、びびってましたが動いてよかったです。

それはそれとして、digikeyから届くのがやたら速いです。16日の0時頃注文して届いたのが17日の15時頃だったので39時間です。