ベトナムの言葉に囲まれての食事は願ったりかなったりです。ほど良い辛さで、濃厚な肉汁の中に牛肉と豚足が入った「ブン ボー フエ」と茹でエビとリーフレタスなどの野菜を巻いた生春巻きを注文しました。お正月の和食に馴れた口に南国のインパクトを感じさせました。
お店の名前は「ハノイ フォー」です。開店の11時直後に入りましたが席はもういっぱいで、入口の席を勧められました。様子をうかがうとほとんどがベトナム語らしい言葉で会話しています。訳知りのベトナムの人たちが開店前から食事していたようです。
一宮商店街のアーケードの通りにお店があります。一歩入るとベトナムのお正月飾りなのでしょうか異国情緒いっぱいのディスプレイが迎えてくれます。現地でも中国の文化が幅を利かせてくれている印象でした。こちらも何となく中華風なお正月飾りですね。
海外に出ることができません。せめて雰囲気だけでも味わいたいものと思い、ベトナム料理の店を訪ねました。ベトナム現地には過去二回訪れ、米粉製のフォーやビーフンの味が好きになりました。できればお店でベトナム語が飛び交う中で食事したいものです。(1月4日撮影)