いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

回復

2005年09月04日 | 考える
「いい人」を演じることに、疲れることがある。
本当の自分はきっともっとわがままで、自分勝手だ。

そういう自分は他人には受け入れてもらえないと、
せっせと「理想の自分」の仮面を被り、「理想の行動」をとる。

他人はその姿を見て、きっとだまされるのだろう。
楽だからと自分によっかかってくる。
本当に持っている性質ではなく、
そうありたい自分の仮面を被っているから、
ぼろは出さなくても、だんだん辛くなる。
だんだん苦しくなる。

苦しくなっても、どこにもよっかかれない。

自分は強いことになっている。
自分のことより他人のことを第一に考えるようになっている。
人の幸せを願うようになっている。

本当はそうではないのに。

演じないほうが良いのだろうか。
素の自分で生きていけばよい、と人は言うだろう。
だけれども、素の自分を受け入れてくれるとは思えない。

疲れているときには誰とも会いたくない。
ひとりでじっとしているほうがいいんだ。
そうすれば少しずつこころは満たされる。

おおもとの自分に何かを付け足せるというのだろうか。
こうなりたいと思い、そう実践する。
しかしどうしても苦しさは抜けていかない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする