しるぼの独り言。。

三重県四日市市でしがないパソコンインストラクターしてます。コメントはブックマークの足跡帳にどうぞ(*^-^*)

褒めるのって難しい。。(たとえ毎日1ミリでも。。)

2006年03月09日 | パソコンインストラクター
私がインストをやっていて印象に残った、とある生徒さんの一言があります。
「教室に来ると、毎日自分が1ミリでも進歩しているようで楽しい」
その方はパソコン初心者の方でしたが、葉書作成ソフトのインストールでも、普通なら1回でもうまくいかないと諦めるか、他の人任せになりがちですが、その方はできるまで3回も4回も試される熱心な方です。
なんというか、たとえ進む速度は遅くても満足の度合いは人によって違うんだ!だから急がなくてもその方が納得のいく進め方で講座を受けて頂けばいいのかなと考えさせられる一言でした。勿論、自分は習得の速度が遅いと解っていても、楽しんで教室に来て頂いてるなんてとても嬉しいと感じた一言でもあります。

たとえば、昨日まで上書き保存するのに、私が指差してフロッピーディスクのボタンを説明していたのが、ある日自分だけでできるようになると、
私が「流石!フロッピーのボタンを覚えられましたね~」というと、「いや~、自分は要領悪いから。。」と照れながらも何か嬉しそうです。
パソコンに慣れている人にとって、これくらいできて当たり前じゃない、と思われる方も多いと思います。でも、覚える速度というのはみな違います。ある人には当然に思えること、すぐにできることでも、ある人にとっては覚えるのに2回3回とかかる人もいます。上記のような小さなことでも、できなかって人には大きな進歩です。

習得の速度は人により違うわけですから、インストとしてできたときの褒め方も違います。やはり、皆さんできないからこそ教室に来て苦労して覚えられているのに、こんな操作できて当たり前なんて態度とられたら、不愉快な思いをするのは当然です。
でも、中々全ての人に対して、褒められる点を見つけられるかというとそうでもありません。
挫けそうになる人が多い中、そうやって少しでもいい点を認めてさり気なく励ますというのは、簡単なようで難しいものです(;^_^A


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