sibasenn気ままな旅日記&日常のつぶやき

東海道53次ウォークや気ままなバックパッカーの旅日記を写真もまじえて報告&日常のつぶやき

東欧旅行・ブルガリア編(2016年12月19日)

2019-01-28 17:17:53 | 2016年ロシア・東欧・ギリシャ
こんにちは、sibasennです。

8時前に起きて、ホテルで朝食。
9時過ぎにチェックアウトして、近くにあるバスターミナルに向かう。
10時発のサンダンスキ行きに乗る。ここは温泉が出るらしい。
約3時間バスに揺られる。
着いてみると、かなり温暖なのにびっくり!
お目当の温泉を探して歩いていると、声がかかる。
「何か助けることはありませんか?」と言っているようだ。
ブルガリアは食べ物も美味しいが、人柄もやさしい。

歩いている途中には遺跡もあった。


なにやら煙が上がっている。
ゴミでも燃やしているのかなと近づいてみると
なんと湯けむり!

76度のお湯が出ていた。
日本の温泉ホテルのような施設もあった。

さてこの街にやってきた理由にスパがある。

トルコ式マッサージを受けることにした。
まずはたっぷりの湯に浸かり、身体を洗い、マッサージを受ける。
人生60数年で初めての体験。
まずは垢すり。ゴシゴシすりだしてもらう。垢がいっぱい出た。
次は泡で身体を包みマッサージ。痛気持ちいい。
40分くらいだったが、衣服も着替えて、旅の垢を落とすことができた。
なんて幸せな時なんだろう。

でもこの後起こることは予想もしないまま、4時30分発のバスに乗る。
ブラゴエフグラッドという街で、バスを乗り換える。
乗り換えにしばらく時間ができたので同行者は街散策。
続いて夜7時発のリラ村行きのバスに乗る。
リラ村は人口3000人の村だ。
リラ村にホテルがあるかどうか不安がよぎる。
それでも世界遺産の修道院がある村だから、どうにかなるだろうとの思いで、
約40分バスに揺られて8時前に着く。

だが案の定ホテルはなかった。
タクシーで戻ろうにもタクシーもない。
歩いてブラゴエフグラッドまで戻ろうか?
雪こそ降っていなかったが、厳しい寒さだ。

どうしよう?万事休すか?
お腹もすいたし、何か食べないといい考えも浮かばない。
ちょうどカフェらしいお店がある。

張り詰めた気持ちで、とにかくこのお店に飛び込む。
注文するよりも、自分たちが困っていることを伝えた。
お店には、数人の人がいて飲んでいた。

するとお客の中の1人が、知り合いのアパートメントを紹介する言ってくれた。
電話でやり取りもしてくれた。
1泊30ユーロでどうかとも言う。
もうお金なんていくらでもいい。
とにかく室内で寝泊まりできれば、あとはなんでもいい。

ほぼ見通しができたので、コーヒーを飲み、ピザも食べた。
ホッとして食べ物も喉を通った。
紹介してくれたアパートメント、部屋はカフェからすぐのところにあった。
これで野宿することなく、あたたかい部屋で眠ることができる。

サンダンスキのスパ体験が「天」なら
リラ村の宿泊騒動は「地」か。

これで一安心して10時過ぎに眠る。

ではまた