種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

ベルギーの太陽光発電 - Solar-powered train tunnel

2011年08月29日 | エネルギー

 

今年の6月、ヨーロッパ初のソーラーパワートレイン トンネルがベルギーはアントワープで開通しました。

 

高速鉄道トンネルの屋根の上に設置されたソラーパネルは1,600枚で,全長3.4Km3,300MWhの発電能力があります。

 

パネルで発電された電気はアントワープ中央駅の必要なエネルギーの50%を供給します。また高速と従来の列車にも供給されます。

 

もともと、森の木の落下から旅行者を保護するために開発されたトンネルだそうです。トンネルの屋根にソラーパネルと付けるとはうまく考えたものです。

 

CO2の年間排出量を2400トン削減出来るそうです。

 


ハリケーン 「アイリーン」

2011年08月28日 | アメリカ素描

アイリーンが私達の住む町の上を通り抜けていきました。 

 

我が家の裏庭のメイプルの木の枝一本折れて隣の家の庭に落ちました。幸い、建物などの被害はありませんでした。今週末にはチャインソウでカットして撤去作業です。

 

幸いにも私達のところは停電もなく、これと言った大きな被害もなくほっとしてますが、ニュースの報道では19人が折れた木にあったてなくなられたそうです。

 

影響を受ける、州の知事はハリケーンが近づく前から対策本部立ち上げ、準備をしてました。

私達の住む町からも電話で避難場所の案内とか、ハリケーンの対応などメッセイジを発してました。

 

長いアメリカ生活でハリケーンの直撃にあったのは今回が初めてです。8月23日には地震もあって、今年の8月はきっと記憶の残ることでしょう。

 

 


フランスの太陽光発電

2011年08月21日 | エネルギー

フランスのレメ(Les Mées)という町に太陽光発電に力を入れるエネルギー会社のEnfinity社が太陽電池パネル設置しました。

   

 

だだっ広い農地にきれいに列をなして並べられている景観は壮大です。

 

   

 

パネルが設置された総面積は89エーカー(36183平方メートル)におよぶ。東京ドーム7個分以上。この広大な土地から9000世帯分の電気が生みだされているそうです

私たちが生きていくうえに大事な食物にしてもそうですが、太陽の恵みを受けるのは広大は土地が必要なのですね。

 

36万平方メートルとは、六百メートル x 六百メートルの土地になります。この広さで9000世帯分。何だか、広さの割りには恩恵を受ける世帯が少ないような気がします。我が家の女将曰く、「もっと効率の良い、パネルがあったら良いのにね」

 

このレメ(Les Mées)は太陽光発電には大変適した所だそうです。パネルはコンクリートを使わないで直接土地に設置してあるそうで、撤去した後の土地利用が容易になるそうです。

ちなみに、住友商事もこのプロジェクトに加わってるそうです。

 

Enfinity社のウェブサイトです。(英文)

 

http://www.enfinitycorp.com/media-center/news-releases/growth-in-france


お知らせとお詫び

2011年08月21日 | 徒然

私どものブログの動画にクロマチックハーモニカの演奏の楽曲を使っておりましたが、奏者の南里沙さんのご要望で削除しました。もし、当方の楽曲使用でご迷惑をお掛けしたようでしたら、お詫び申し上げます。なお南里沙さんの演奏は下記のチャンネルでお楽しみ頂けます。

 

http://www.youtube.com/user/southrachel#p/u


お盆 - 先祖供養

2011年08月14日 | 家族のこと

もうかれこれ、半世紀以上になりますが、幼少の頃の我が家の盆の風景が懐かしく思い出されます。仏壇の前には等身大の提灯が提げられ、梨、ぶどう、スイカなどの季節の果物が飾られて、夜になると提灯の明かりの下、きな粉だご(だんご)しろだご(白玉だんご)は井戸につけて、良く冷やし、それに白砂糖を付けて食べたものです

 

私の祖母は朝夕、歸命無量壽如来(きみょうむりょうじゅにゅらい) 南無不可思議光(なむふかしぎこう)――――と、お経を上げていました。これが、浄土真宗の「正信偈」であることは後で知りましたが、不思議なことに私も小さいながら、さわりの部分は諳んじることが出来るようになってました。

 

お経は漢文で書かれており、それを日本語読みしますが、素養がなければ全く意味が解りません。当たり前のことではありますが、我が家の女将にしてみればそれこそ「馬の耳に念仏」といったところです。

 

その女将が大変気に入ってるお経があります。御文章、白骨の章がそれです。人の一生のはかなさを説いてる文で、これは和訳しなくとも以外とすんなり理解出来る内容になってます。

 

「朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり」すごいですね。

 

実家の兄から提灯を飾った仏壇の写真が送られてきました。PCの画面に映し出し、読経して今は亡き、父母、祖父母の供養としました。合掌

 

御文章、白骨の章

 夫、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものは、

 この世の始中終まぼろしのごとくなる一期なり。

 さればいまだ万歳の人身をうけたりといふ事をきかず、一生すぎやすし。

 いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。

 我やさき人やさき、けふともしらず、あすともしらず、おくれさきだつ人は

 もとのしづく、すゑの露よりもしげしといへり。

 されば朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり。

 すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちにとぢ、

 ひとつのいきながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを

 喪いぬるときは、六親眷属あつまりてなげきななしめども、更にその甲斐

 あるべからず。

 さてしもあるべき事なれねばとて、野外におくりて夜半のけふりとなしはて

 ぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。

 あはれといふもなかなかおろかなり。

 されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、たれの人もはやく

 後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまゐらせて、念仏

 まうすべきものなり。
あなかしこ。あなかしこ。