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種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

日本の八月 - 故人の霊に捧げる

2011年08月11日 | 徒然

日本の八月。空はぎらぎらと青く、あたりには死者たちの霊が立ちこもめます。 

 

グアム、ワイキキの海岸をめざす人、海外旅行に参加できない人は、帰省という伝統行事に参加します。この時期は東京などの都会は四、五日間は静か街になることでしょう。 

 

故人の霊を迎えて、ご馳走でもてなし、それから安らかにあの世に帰ってもらい、そして生きてる私たちはこの世の営みに立ち戻ります。

 

私たち、日本人は八月を死者の月にしてます。お盆という風習がありますが、それだけではありません。 六日、つぎに九日、最後に十五日、つまり広島、長崎そして敗戦の日です。大きな犠牲を払いました。

 

それに近年では十二日、日本航空123便墜落事故、亡くなられた方の数は日本国内で発生した航空機事故では20118月の時点で最多であり、単独機の航空事故でも世界最多の520名でした。これには「胎児1名を含むと521名」と、注釈が付いています。

 

偶然なのか、それとも私たち日本人の宿命のでしょうか。灼つく暑さの八月は嫌悪なしにも私たちの心に住み着いてる、そんな感じがしてなりません。