種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

暴走トラック制止ランプ

2012年08月10日 | エネルギー

暴走トラック制止ランプ

 

コロラド州内のハイウェイ70にはRunaway Truck Ramps、暴走トラック制止ランプが大小合わせて13箇所設けられています。写真のように道路脇に傾斜道が造ってあり、暴走したトラックはこの道を目掛けて突っ込み制止させることができます。

13箇所の内12箇所では年間2-3件暴走トラックがこのランプのお世話になっているそうです。

デンバーからおよそ50マイル西にEisenhower Tunnelがありますが、これを通り抜けて直ぐ最も大きなランプ(写真1)あり、ここでは年間20-30のお客さん(暴走トラック)があるそうです。

確かにアイゼンハワートンネルを過ぎるとハイウェイは下り坂になっていますので、暴走するトラックも多くなるのでしょう。

         

                アイゼンハワートンネル

急発進して前の車に激突した乗用車を目の当たりにした経験がありますが、暴走トラックにはお目にかかっていません。18個の車輪をつけた長さ25mほどの巨体が暴走してるのを想像するだけでも怖くなります。

ランプで制止したトレーラー

 

 


アメリカの太陽光発電 - Copper Mountaine Solar Facility

2012年05月17日 | エネルギー

昨年9月11日にCopper  Mountain  Solar, Boulder City NV を紹介しましたが、昨日ここに行ってきました

http://blog.goo.ne.jp/shuzansony/c/218ec69bf7f5bd1c1bd54727df3d8407

ラスベガスから車で南西の方向におよそ40分。広大な砂漠の中にあります。あまりにも広すぎて、起伏が多くカメラを向けても撮影が旨くできませんでした。

Solar 1はすでに運転しており、毎年17,000戸分に電力(58MW)を発電してます。

今Solar 2 第二期の拡張工事が進行してます。今年の12月で92MW、2015年まで更に58MW追加される予定だそうです。パネル敷地面積は1,100エーカーで45,000戸分の電力になるそうです。

この砂漠が太陽光発電に有利なことは、広大な敷地で一年中雨が降らないこと、近くにフーバーダムがあり、電力送電に必要な設備がすでに整っていることがあげられます。

プロジェクトを進めている電力会社によるとこの拡張工事で175人分の工事関係の雇用と完成後の運転要員の5人分の雇用が生み出されるとしてます。

大きなプロジェクトにしては恒久的な雇用が小さいのには驚きですが、確かに発電はお天道様がやってくれるし、施設の運転管理は比較的シンプルなこと考えるとしょうがないのでしょうか。

 


アメリカの太陽光発電    Copper Mountain Solar Facility

2011年09月01日 | エネルギー

米国では最大の太陽光発電所

775,000枚のパネルで48メガワット

所在地はネバダ州のBoulder CityLasVegasから南東64キロ)敷地は380エーカー(1.54平方キロ)

 

Google Map アドレスは Eldorado Valley, Boulder City, Clark, Nevada

http://maps.google.com/maps?hl=en&tab=wl

 

衛星写真は壮観です。是非、覗いてみてください。

 

第二段の工事が2012年から開始、2015年まで今の3倍の150メガワットにすることが決まってるそうです。これで45,000世帯分の電力が供給できるそうです。敷地も約3倍の1100エーカー(4.45平方キロ)になるそうです。

 

ここで発電された電力は隣の州のカリフォニアに送電されるそうです。と言うのはカリフォニアの法律では再生可能エネルギー源からのエネルギーを全体の20%する事を義務付けていて、2020年までに33%に引き上げられそうです。

 

 

   


ベルギーの太陽光発電 - Solar-powered train tunnel

2011年08月29日 | エネルギー

 

今年の6月、ヨーロッパ初のソーラーパワートレイン トンネルがベルギーはアントワープで開通しました。

 

高速鉄道トンネルの屋根の上に設置されたソラーパネルは1,600枚で,全長3.4Km3,300MWhの発電能力があります。

 

パネルで発電された電気はアントワープ中央駅の必要なエネルギーの50%を供給します。また高速と従来の列車にも供給されます。

 

もともと、森の木の落下から旅行者を保護するために開発されたトンネルだそうです。トンネルの屋根にソラーパネルと付けるとはうまく考えたものです。

 

CO2の年間排出量を2400トン削減出来るそうです。

 


フランスの太陽光発電

2011年08月21日 | エネルギー

フランスのレメ(Les Mées)という町に太陽光発電に力を入れるエネルギー会社のEnfinity社が太陽電池パネル設置しました。

   

 

だだっ広い農地にきれいに列をなして並べられている景観は壮大です。

 

   

 

パネルが設置された総面積は89エーカー(36183平方メートル)におよぶ。東京ドーム7個分以上。この広大な土地から9000世帯分の電気が生みだされているそうです

私たちが生きていくうえに大事な食物にしてもそうですが、太陽の恵みを受けるのは広大は土地が必要なのですね。

 

36万平方メートルとは、六百メートル x 六百メートルの土地になります。この広さで9000世帯分。何だか、広さの割りには恩恵を受ける世帯が少ないような気がします。我が家の女将曰く、「もっと効率の良い、パネルがあったら良いのにね」

 

このレメ(Les Mées)は太陽光発電には大変適した所だそうです。パネルはコンクリートを使わないで直接土地に設置してあるそうで、撤去した後の土地利用が容易になるそうです。

ちなみに、住友商事もこのプロジェクトに加わってるそうです。

 

Enfinity社のウェブサイトです。(英文)

 

http://www.enfinitycorp.com/media-center/news-releases/growth-in-france