種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

Present  - 生きてる「今」

2011年03月31日 | 徒然

先日ある方から、

Present is a gift of God.

という話しを聞きました。

 

Presentは「今」という意味がありますが、直訳すると「今は神からの贈り物」となります。生きてる「今」を大事にしなさいということだそうです。

 

それで Presentは贈り物、いわゆるプレゼントという意味にもなるそうです。

 

The past is hisotry

The future is a mystery

Present is reality

 

 

「今の一瞬」が 1分になり、1時間、1日、1月、1年と、時は流れ、積み重ねられていきます。いつまでも続いてほしいものです。

 

将来はミステリー、運まかせと言ってしまえば、実もふたもありませんが、なんとなく会社へ行って、給料もらって、ボーナスもらって、安穏に暮らしてる人間にとっては平穏な時の流れは良いかも知れません。

 

時の流れは未来永劫でないこと、「いつまで生きられる」か、自分は何をしなければならないか、一度立ち止まり考えることも大切だなぁーと深く感じる今日この頃です。

 

 

 


Operation Tomodachi  -  自衛隊と米軍の連携

2011年03月28日 | 徒然

米第7艦隊と海上自衛隊の救援活動 

 

http://www.c7f.navy.mil/news/2011/03-march/066.htm

 

ヒロアキ タナカ 一等海尉 が自衛隊と米軍との連携をスムースに行くようコミュニケーションオフィサーとして活躍されてます。

 

As of March 25, 7th Fleet forces continued sustainment of life efforts in support of Operation Tomodachi. Currently there are 19 ships, 140 aircraft and 18,282 personnel in the area of operation.


3月25日現在、救援活動中の米軍は、約1万8280人が従事。艦船19隻と航空機約140機に上ります。

 

 

米軍第7艦隊の最新の活動の写真集です。

 

http://www.flickr.com/photos/us7thfleet/5564209434/in/photostream/

 

フジTVのニュースキャスター安藤さんが取材してます。

 

   

(写真をクリックすると別のウインドウの変わります)

 

Operation Tomodachi

 

写真集の更新です。

 

http://www.flickr.com/photos/compacflt/sets/72157626119790243/

 

     

(写真をクリックすると別のウインドウの変わります)


止まったメモリ- 「パーマネント 野ばら」を観て

2011年03月27日 | 徒然

昨年5月に公開された映画ですが、既にご覧になってる方も多いと思います。

                

美しい空と海に囲まれた田舎町で起こった、すべての人の記憶に残る、ある切ない恋の物がたりです。映画の内容についてはここで説明するより、サイトを見ていただいたほうが良いと思います。 http://www.nobara.jp/

 

この映画には日本のどこにもある町の風景、そしてそこに住む人々の生活が淡々と描かれています。いくつかシーンを拾って見ました。

 

  港の中を行き来する漁船      美容室に集まるのおばさん達

 自転車に子供を乗せて走母    縁側で茶碗酒を飲む親父さん

 小さい孫娘を抱く爺さん       別れを悲しむ子供達   

 車窓から見える海       母娘が一緒に布団の中での会話 

 

私達の毎日の生活がこれらと似たようなものですから、普段ならストーリに集中してそれ程も感じないシーンなのです。

ところが、3月11日の大地震と津波で、多くの町が壊滅的な被害を受け,町の風景と人たちの生活が一瞬のうちに消えてなくなるという大変な事が実際起きてしまいました。

もう港を行き来する漁船もない、井戸端会議する場所もない、縁側で酒も飲めない、孫を抱く事も出ない、遊ぶ場所もなく、友達もばらばら、多くの思い出がこの日で止まってしまいました。

 

映画の其々の場面を観るたび、悲惨な瓦礫の山の映像が重なり、避難生活をやむなく強いられた人たちの姿が目に浮かびます。少女の横で添い寝することも出来なくなった母親もいらっしゃるでしょう。

 

被災に合われた人たちの気持ちを思うと無念でなりません。そして生きて、生活を営んでる「今」がどんなに大事かと、深く感じた映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


奇跡の30年 - 夫婦であること

2011年03月21日 | 夫婦のこと

石の上にも3年というが、もうその十倍の30年も夫婦であることを私達は体験した。私達は、ほとんど同じ時代に生まれ、運命的な“出会い”がなければ顔を知らずに過ごす可能性があった二人である。その二人が“あの時”の出会いをきっかけに、いそいそと結ばれ一つの人生を供に暮らしてしまった。

 

当時、私はある商社のニューヨーク支社に勤務していた。日本に出張した折、東京での仕事を終え、実家に帰ると父から見合いの話があった。それではと日取りが決まり、妻の実家で会った。話は急展開、“出会い”から一週間後には結納を済ませ、結婚式の日取りも直ぐ決まってしまった。

 

妻のパスポート申請が私たちの初デートとなった。駅前の喫茶店でのひと時、駅のホームで買ったうどんを列車の中で食べたことは懐かしい思いである。アメリカ領事館にビザ申請に行き、池の辺りをぶらついたことも昨日のように思い出す。

 

妻は期待と不安を抱きならが、“出会い”から3週後にはニューヨークの人となった。

 

この30年間、人なみに山あり谷ありの人生を渡って来たが人様に話すほどの非凡な夫婦ではない。平凡きわまる二人の典型的な日本人夫婦である。

 

であるが、世の中の動き、出来事を振り返ったとき、そして今日本で起きてる状況を見ると、こうして30年間も暮らして来れたのは、むしろ奇跡ではなかろうかと強く思う。

 

今は生きている事に感謝し、妻の幸せを願い、妻の幸せが自分の幸せと感じられことを願いながら、今後の生活を大切にしょうと思ってる。                

 

夫婦の幸福には、果実と同じようにそれぞれの季節がある。

果実と異なる点は、人間には熟した幸福を腐らせないだけの

能力がある。(政次満幸)


被災者の方々へ - ニューヨークから

2011年03月18日 | 徒然

 

仕事がら、今週も沢山の人と会いました。見ず知らずの初対面の人たちですが本当に暖かい言葉を頂きました。日本から遠く離れたこのNYにも被災者の方々と心を一緒にして下さる人でいっぱいです。

 

今日お会いしたご婦人との会話。

 

Where are you from?

I am from Japan.

 

So, I just could not see what happened in Japan. What a disaster!

 

顔を手で覆い、涙ぐみながら、

 

My heart goes out to the people in Japan.

How about your family? You have family in Japan.

 

と私の家族のことも心配してくれました。

私は

 

I am touched by your words and appreciate it.

I will convey your words to the people in

Japan

 

と簡単に言葉を返しました。

 

別れ際に

 

Again, my heart goes out to your people and I will donate.

 

本当に短い会話だったのですが、目頭が熱くなりました。