種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

El Diablo 悪魔

2012年04月27日 | バーサフラン

バー.サフラン

ここはバーサフラン、大人の憩いの場所。毎晩様々な人が集い、楽しい話に花を咲かせる。週末ともなると、怪しげな話が飛び交う。さて、今夜のお客さんは。。。。。。

バーテンダー:いらっしゃい, おや、しばらくごぶさでしたが、どこかにお出かけでしたか。

男客:久しぶりだね。仕事でね、アメリカの西海岸、サンフランシスコ、ロサンジェルスを回ってた。時間があいたのでついでにラスベガスにも足を伸ばしてね。

バーテンダーおや! ラスベガスですか? 大丈夫ですか。

と、バーテンダーは客の顔をうかがいながら、心配そうに尋ねる。

男客:あぁー、私は大丈夫だよ。そんなにギャンブルが好きなわけでもないし、それにうちには先々代からいる、うるさ型の大番頭が経理してるからね

するとバーテンダーは氷を入れたタンブラーに、テキーラ、クレーム・ド・カシスを注ぎ、ステアする。ライムを搾り、そのまま入れる。グラスをジンジャー・エールで満たした。

                

バーテンダー:どうぞ、貴男に飲んで頂きたいカクテルです。テキーラをベースにしたエル・ディアブロ (El Diablo)、悪魔です。

男客:なるほど、毒は毒をもってせいすか。予防薬だね、私もギャンブルの悪魔に取り付かれないよう、悪魔をのみほすか。

バーテンダー:いやぁー恐縮です。

 


おもしろいおもちゃ

2012年04月24日 | アメリカ素描

ショッピングモールで面白いおもちゃをみました。

Magic Fuzzle - けむらじゃの小さな虫、まるで生きているように動きます。特に機械がついてるわけではないようです。扱ってる人の言葉に反応してるみたいです。とにかくおもしろいです。

Smash Toys - ゴム質のぶよぶよした丸い玉で、テーブルに投げつけるとべっしゃんこ、しばらくすると元の丸い形に戻ります。ちょっと気持ち悪いのですが、いやはやおもしろいです。

 


Breadacers Market places - North Las Vegas

2012年04月22日 | 旅行

ホテルが立ち並ぶ中心街から16マイルほど北に進むとNellis  Air Force Baseがあります。きょうはここまで車を走らせて見ましたが、基地は塀に囲まれていて中の様子を見ることができませんでした。ネバダには色々な軍関係の施設があります。

基地の近くにBroadacers Marketplacesがありますが、いわゆるのみの市です。雑貨、衣類、子供用品、靴などなど、いろんな品物を安価で売ってます。施設のなかには舞台が用意されていて、週末にはライブ演奏が楽しむことができます。入場料は平日が50セント、土曜、日曜が$1.50とこれまた格安です。

この地区に住んでる多くのラティーノにとっては憩いの場所なのでしょうか、今日もたくさんの家族づれの人たちでいっぱいでした。肌色の違う私たちには何か場違いのところに居る感じですが、そこはアメリカ、誰も気にしません。しばし、外国に行った気分を味わってきました

キティーちゃんはラティーノの子供たちには大変人気があります。

鮮やかに色合いの服には驚かされます。

ラティーノの若い女性にとってはヒップの盛り上がりが大事

 

会場にはテントが張ってありますが、上の横棒から水のきりが噴射され、炎天下でも涼しくなるよう工夫されています。


Red Rock Canyon - ラスベガス

2012年04月20日 | 旅行

ラスベガスも日増しにあつくなっていきますが、ホテルが立ち並ぶ中心街から西に10分ほど車を走らせると爽やかな風が車窓から流れ込んできます。今日は更に西に進んでRed Rock Canyonに行ってきました。途中立ち寄った休憩場で見たごつごつした山肌の猛々しい姿は恐ろしさえ覚えます。それでも身体を包み込んでくれる柔らかい、爽やかな、清涼感いっぱいの空気はニューヨークでは決して感じることができない体験でした。

Red Rock Canyonはラスベガスから西に15マイル、30分ほどのところにあります。名前のとおり赤い岩肌の山です。年間120万人に観光客がおとづれるそうです。

砂漠の中には初級から上級、長さにして5キロー20キロのハイキングコースがいくつもあり、アメリカの荒野を体験できます。野生の馬、ロバ、羊、亀、蛇など様々の動物の遭遇することあるそうです。「ぜったいえさをやるな、罰金$500」の看板が立ってます。またロッククライムもできます。ハイキングは是非やってみたいものです。

このRed Rock Canyonの更に西側には4000メータのMount Charlestonがそびえたっていて、今でも頂には雪が積もっています。ここもラスベガスから45分ほどでいけます。冬はスキー客で賑わうそうです。


BARMASA ラスベガス

2012年04月14日 | グルメ

テレビ東京の「世界の秘境で大発見!日本食堂4」(2月17日放送)で紹介されたラスベガスのBARMASAで食事をしてきました。このレストランはカジノホテルARIAのメインフロアーにありますがARIAの2009年12月のオープンとともにBARMASAラスベガスもオープンしました。

ニューヨークの本店MASAは世界でも一番高いレストランのひとつと知られてます。ここはお任せのコースメニューになっていて、一品一品、それぞれにあった、日本酒、ワイン、シャンペンなどを出してくれますので、お酒の好きな方にとってはよりいっそう料理を楽しむことができます。

日本の厳選された食材、あるいは世界の高級食材など使ってるので、料理の値段に反映します。それとは別に、お客様をもてなす細かい心遣いがあります。 マグロは筋があるのは当たり前ですが、身と筋との間に包丁を入れて身を丁寧にはがし、さらに筋をはがすという気の遠くなるようなことをやってます。ところで剥がした筋ですが、炭火で焼けば香ばしい香りがして、ビーフを焼いたような味がします。イカですが、表面と裏面の皮は剥がしますが、もう一枚皮がありこれも剥がしことでイカが口の中でとろけるようになります。

Toro tartare with caviar = テレビで紹介された一品です。トロをみじん切りしてタルタルにして上にキャビアが乗せてあります。この一品にソムリエのTJ氏が選んだシャンペンは極上でした。

Naked oyster in mizore citrus sauce = ワシントン州からに岩牡蠣は天然もの。体長が10センチほどの白身で、包丁で一口サイズにきってあります。すっぱさを控えた自家製のポン酢にみぞれを添えたソースは絶品です。白ワインはかきの味を損なわず、口当たりもやわらかくお互いの味を引き出す素晴らしい味のパートナーといった感じでした。

白子の西京味噌焼き = これはメニュにない一品、魚をさばくとき新鮮で形によい白子があったのでということで、シェフのお勧めでした。この料理にはやはり日本酒がぴったり。

シェフのTさん、ソムリエのTJさん、ウエイトレスのMayuさんお世話になりました。