NHK産地発たべもの一直線で放送されていた時から食べてみたかった「絹かわなす」
大阪西成区「お好み焼き・鉄板焼 でん」
店内に「絹かわなす」のポスターが貼られていました。
「この番組見ましたよ。この茄子食べたいと思っていたのだけど、あるんですか?」
「今、市場から配達してくれている最中です」
「わ~届くの待っている!」という事で、いつも注文する豚平焼き、お好み焼き、塩焼きソバを食べている間に、ツヤツヤの茄子の到着です。
「大きい!触らせて頂いていいですか?」とお尋ねしてからソッと持ち上げる。
重さを計らせてもらうと、1個362g。
早速輪切りにして鉄板焼きにして頂きました。
中身はきめ細かく種が舌の上に残らない。そして、大きな茄子の場合
皮が硬い品種も多いのですが、この絹かわなすは名前の通り
皮も実と違和感のない柔らかい食感でした。
生産が難しい農作物だけに、流通量も少ないようです。
大阪東部市場の担当の方は、市場で産地の生産者さんとの勉強会を開かれ
熱心に参加される「でん」の店主田中 晶行さんのお店には
稀少な農産物も紹介して下さるそうです。
そして店主である田中さんはお客である消費者に、
どのように苦労をして育てた農産物であるかも
直接伝えながら、美味しい食べ方で提供して下さいます。
育てる、流通、消費、この3者が上手に組み合わさったら
私達、末端の消費者も自分達が欲しいと思っている農産物を
食べるチャンスがあるんだな・・と。
より深く知って食べると、色々な食べ方も浮かぶし、より一層
味わい深くなります。
この「絹かわなす」も生で食べてみたいな、と思いました。