八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

天下ノ政権ヲ朝廷ニ奉還セシメ、政令宜シク朝廷ヨリ出ヅベキ事

2012-06-14 20:55:44 | クッタ

 

魅惑の、

岡山奉還町!

 

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ある意味、

 

ここは 移住者の町 である。

 

その昔、

明治維新の 大政奉還 に伴って、 

失業した武士たちに 奉還金 が支払われた。

 

その 奉還金 を元手に

失業武士たちが移り住み、

商売を始めた町が 岡山奉還町 である。

 

奉還町 の路地を抜けながら、

身分を剥奪された武士の無念さと、

  

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大政奉還 の立役者とされる

坂本龍馬 の孤独を考えた。

 

ひょっとして、

 

坂本龍馬 の暗殺劇は、

大政奉還 のスケープゴートだったのではないか?

 

坂本龍馬 の命を盾にして、

ズルく立ち回った 後藤象二郎 の

手練手管を垣間見たりする。

 

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そんなことを思いながら、

 

すっかり気分は

幕末にタイムスリップして、

 

メシ屋 『くろかわ』 の、

古びたのれんをくぐる。

 

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「ネエサン! 中華そば ひとつ!」 

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「あいよ!」

 

「おまち!」

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武家の娘さんらしい女性が、

キビキビと働く姿は美しい。

 

 

ある意味、

 

 

娘さんの歳ごろは、80前後だと思う。

  

 

知らんけど。

 

 

  


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高原さん渋い。 (高祖慎一)
2012-06-16 17:49:54
高原さん渋い。

私も昔姉さんに心惹かれることがある。

変?
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高原さん (藤原美樹)
2012-06-19 06:26:32
高原さん

あなたのブログは、楽しい。

弟子にしてください。
返信する
高祖さん、藤原さん、 (takahara)
2012-06-19 09:46:09
高祖さん、藤原さん、
 
町にはいっぱい物語が眠っているのだけど
痴呆都市の記憶喪失は進行するばかり。

脳みそがスポンジ状になった町ばかり。

三島由紀夫の言葉を思い出します。

「日本はなくなって、その代わりに、無機的な、
 空っぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、
 抜け目がない経済大国が極東の一角に残るであろう」
 
 
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