八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

九州遊行 その15

2012-10-25 01:50:31 | ゲージツ

 

愛媛県内子で 対庵 に暮らし、

9月13日の朝を迎える。

 

もう時間がない。

明日の9月14日には

岡山に帰らなければならないのだ。

 

急いで、

内子 の町をユニックで通過し、

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続いて、

大洲 の町をユニックで通過し、

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坂本龍馬の脱藩ルートである肱川を下り、

赤橋(長浜大橋) を渡って、

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大洲長浜の港に出る。

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大洲長浜は冬になると、

肱川あらし というダイナミックな光景に出会えるという。

 

坂本龍馬は、

肱川あらし を見たのだろうか?

 

 

そして次は、

松山の歴史的な港 三津浜 へ急いで向かう。

 

三津浜 は、

秋山好古 秋山真之 正岡子規 が旅立った港である。

 

ずっと以前から、

この魚市場の古写真に惹かれて・・・・ 

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ワクワクしながら、

三津浜 に来たものの、

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やっぱり、

現代はこうなっているのね? という感じで、

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花壇のお花もむなしく・・・・ ガッカリ!

 

それでも時間があれば、

かつての 三津浜 の残り香を探すことも

できたかもしれないが、

 

悲しいほどに時間がない。

 

あらかじめ、

帰る日時を決めておくのが 『旅行』 で、

 

行ったきり、

いつ帰るのがわからないのが 『旅』 だという。

 

いつの日か、

三千世界のカラスを殺し、

正真正銘の 『旅』 をしてみたい。